深夜廻
株式会社日本一ソフトウェア
アクションアドベンチャーゲーム
Android:1,960円
名作ホラーアドベンチャーの続編!ノスタルジーと恐怖が混在した夜道探索アクションダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
あなたを さらいに 夜がくる…「夜廻」シリーズ続編登場
「深夜廻」は、日本一ソフトウェアが手がける、VitaやSwitchで人気を博したホラーアドベンチャー。
夏休みが終わるころ、明るい性格のユイと物静かなハル、2人の少女がはぐれてしまう。
何者かが潜む不気味な夜の街を、少女たちは勇気を振り絞って冒険していく。
暗い夜道に潜む”お化け”から身を隠しつつ、お互いを探して夜の街を探索していこう。懐かしくも仄暗い、ノスタルジックなホラー感が魅力の一作だ。
ほのぼのとした絵柄と容赦ないホラー描写の対比が鮮烈
ゲームは街を探索しながら「かくれんぼ」「鬼ごっこ」のように怪異を回避していくアクションとなっている。
幽霊に触れてしまうと、無力な女の子はなす術がなく、一回でゲームオーバーとなる。そのため、草かげや看板の裏、電柱などに隠れてやりすごしていく。
前作「夜廻」より新たなステージが多数追加され、マップの大きさは倍以上。
加えて、普段とは少し違った視点で街を感じられるサイドビュー演出も追加された。夏の終わりにピッタリなホラーアドベンチャーだ。
「深夜廻」の特徴は、ノスタルジーと恐怖が混在した独特の雰囲気
スーパーファミコンやPS1時代のRPGのような、2頭身のキャラがかわいらしい。だからこそ、彼女らに容赦なく訪れる過酷な物語が鮮烈に感じる。
幼年期に感じた、言いようのない恐怖。夕方。街灯。ノスタルジックな雰囲気とホラーが混在した独特の世界観が素晴らしい。ちな前作をプレイしてなくても大丈夫。
心臓音システムのホラー演出
夜廻シリーズの特徴に「心臓音システム」があり、少女の近くにお化けがいると、心臓音と共に画面が脈を打ち始める。
鼓動の音や早さでお化けの位置を判別することできる。だが、心臓音が鳴っている間は行動の一部に制限がかかる。
少女の足の遅さや不自由さがまた息苦しい恐怖を生む。「零」「サイレン」などが大好きだった自分には本作は完璧にツボだった。
ゲームの流れ
少女が首を吊る衝撃的なチュートリアル。夕暮れの仄暗い雰囲気が、日本独自のホラー感を感じさせる。
頭身の低い少女たちはかわいく、移動してる感覚はRPGっぽいが、恐怖演出は容赦ない。
懐中電灯を頼りに家に帰る二人。その後ホラーのお約束どおり、二人ははぐれてしまうのだが…。
バーチャルパッドで移動し、ダッシュと徒歩の切り替えなどを右手で行う。スマホ移植で懸念されがちな操作性は問題なかったので安心だ。
メニューからはマップやアイテムを見ることができる。次の目的への手がかりになる。
この「ぼくのなつやすみ」感あふれる雰囲気もいい。是非ヘッドホンをつけてプレイを。
怪異をやり過ごすには、逃げる、隠れるなどたくさんの方法がある。
石を投げるなどの方法もあるため、アイテムはちゃんと回収しておくようにしよう。
やっと家についた少女。だが、はぐれた女の子は帰ってきていなかった。
異界と化した夜の街を少女は冒険する。ただ怖いだけじゃなく、ストーリーや演出の妙が光る好ゲーム。1900円の価格でも、十分にアリ。
「深夜廻」序盤攻略のコツ
少女は走りっぱなしだと疲れてしまう。また、お化けに遭遇すると心臓がバクバクしてスタミナの減少が激しくなる。
アイテムを使ってやり過ごすほか、歩き・走りをうまく切り替えてお化けを回避しよう。一度死ねば回避方法もわかるはずだ。
道端のアイテムをコンプリートするやりこみ要素
道端で拾える様々なものをコレクションするのも本作のやりこみ要素。「!」マークになったらひと手間でも忘れずにタップするようにしたい。
また、本作では絶対「ネタバレ禁止」な演出が存在する。他者の感想や考察を読むのは楽しい事だが、是非エンディングを自力で向かえてから読んでほしい。