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美しすぎるドット絵で繰り広げられる少女地獄
「転校生」は、女学生が殺し合う、ドット絵が美しくも残酷なスプラッター2Dアクション。
何一つ語られないなか、少女たちは包丁で殺し合うのだった。鮮烈なドット絵で描かれる少女たちの殺し合いが謎を呼ぶ狂気のドット絵ゲーだ。見逃せない。
オーソドックスな2Dアクション。だがその凄惨さたるや
横持ちに構え、左手で移動、右手で攻撃とガードを行うオーソドックスな2Dアクション。敵の攻撃に合わせてタップすることで「反撃」が可能だ。
究極の2Dクオリティとコントロールを指向する、と作者が語るように、ヌルヌルと動く女子たちのドット絵のグラフィックは目を見張るまでに美しい。
「転校生」の特徴は美しすぎるドット絵と少女たちの狂気
芸術的なまでに美しいドット絵の猫ゲー「ねこしろ」の作者の新作。その情報だけでドキドキが止まらず、気がついたらダウンロードしていた。
このドット絵の精細さは大ヒットした「World for Two」にも通ずるものがある。少女がなぜ殺し合うのか、この序章を紹介せずにはいられないッ!
地獄のバトルロイヤルの果てに何が待ち受けるのか
本作は第1部「転校」であり、スケジュールによると今年の12月に第2部「学校」がリリース。2020年9月に第5部がリリースされ完結するとのこと。
すぐにクリアできてしまうボリュームの少なさが難点だが、この色彩感、刺し合う少女たちのビジュアルの鮮烈さ、どうしても無視できなかった。いちおうグロ注意。
ゲームの流れ
難易度は3段階から選択可能。個人的にはハードを推奨。
そうじゃないと命の奪い合いみたいな切迫感を感じられない気がする。こういう言い方よくないよな。ごめんなさい。
操作は簡単、左手で移動、右手で攻撃と反撃。
敵に攻撃される寸前にカウンターを決める。高難度モードではこれが重要になる。
死屍累々のフィールド。どうやら舞台は韓国のようだが…。
この殺し合いに「新世紀エヴァンゲリオン」や「バトル・ロワイアル」を重ねてしまうのは20世紀の亡霊か。
難易度を上げると複数の女学生との戦闘になることも。
ダッシュ攻撃や反撃を使い分けないとスピーディに勝つことは難しい。
難易度は低く、ハードモードでもそうそう死なない。
死んだときのブラックアウトならぬ画面が赤くなる瞬間をパシャリ。謎しか残らない。
「転校生」序盤攻略のコツ
クリアするだけなら難しいことは特にない。ダッシュ攻撃を決め、低難度なら反撃を気にせず右タップを連打で勝てる。
クリア後のスピードクリアや反撃率を上げたい場合は、敵の攻撃が赤く見えた瞬間を狙ってタップして反撃を繰り出そう。連打したほうが早く勝てるかもしれないが…。
次回作を待とう
正直本作はゲームとしては未完成な部分もあり、ボリュームも少ない。RPGを謳っているけど成長要素はない。これらは第2部以降で追加されるのだろうか。
余談だが作者の前作「ねこしろ」は美しいグラフィックだけじゃなく、多彩なゲーム性や豊富なアップデートを繰り返しており、今ではゲーム内で「2048」も遊べるアドベンチャーになっている。
この狂気しかない物語(しかも、何も語られない)、少女たちの美しい姿に、次回作を待たずにはいられない。まずは是非プレイして欲しい。