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プレイヤーが体験することを重視した3Dアドベンチャーゲーム
「Umwelt(ウンベルト)」は、スクープを追い求める三流紙の女性記者となって、行方不明となった作家の謎を追うアドベンチャーゲーム。
ジャイロセンサーを使った移動、3D音響を使った謎解きなど、プレイヤー自身が体感できるギミックが特徴。
しかしギミックだけがウリの底の浅いゲームじゃない。
プレイヤーの頭から物語が離れなくなってしまう…。サスペンスのトリコになる楽しさを味わえる作品なのだ。
頼りになるのは君の感覚!周辺世界を認識せよ
画面スワイプでその方向へ移動、方向転換はスマホのジャイロセンサーで行う。
画面に表示されたアイコンをタップすると、その場所を探索できるぞ。
基本的に光っているポイントへと移動すればOK。
けど時には視界が真っ暗になることも。
そんな時は3D音響を頼りに音で場所を認識して移動しなければならない…。
じっくり楽しめる買い切り型!ただ価格がややお高め?
本作はiOS1,200円、Android1,160円という買い切り型。なので、アイテム課金や広告などは一切ない。
物語をじっくり味わう本作にはピッタリの課金方式だけど、1,000円オーバーという価格をネックに思う人もいるだろう。
個人的には魅力的なストーリーから、この価格でも満足だと感じている。
ただ、ボリューム面と日本語音声の出来の悪さから、高いと感じる人もいるかもしれない。
金額面で迷うようなら、セールを狙った方がいいかも…。
「Umwelt」の魅力は没入感の高い物語
ゲーム性とストーリーを上手に絡めて、没入感を高めているのが本作の魅力。
たとえば、タイトルの「ウンベルト」とは、「周辺世界」のこと。
我々は目や耳などの感覚器を使って、自分を包む周辺世界を認識している。
けど、人間の感覚器ではとらえられないモノが世界には存在するかもしれない…。これが本作のテーマ。
ジャイロや3D音響を用いて感覚を活用する作りになっているこのテーマゆえだろう。ムム、深い…!
作家の研究していたものとは?エピソード1からが本番
ただ正直、序盤はあまり面白くなかった。行方不明になった作家の家を探索する、脱出ゲームによくあるタイプね…みたいな感想。
けど、早とちりでしたごめんなさい!
探していた作家にプロローグ後半で早くも遭遇してしまうという意外な展開から物語が加速!
地下が舞台となるエピソード1では、作家の不気味な研究内容が徐々に明らかになっていくという展開に飲み込まれ、一気にトリコになってしまった。
マジ悩む!出し方の上手い選択肢
唸らされたのが、監禁されている女の子を助けるか?という選択肢。
フツーのゲームだったら助けるで正解だと思う。
でもそれまでの伏線で、女の子を解き放ったら最悪の事態になりそうな気も…。
だって作家が〇〇しちゃうし、研究結果のレポートとかヤバそうだし!
選択肢ひとつをここまで悩んだのは正直久しぶり。それだけ物語に入り込んでプレイしてしまった。
ゲームの流れ
ゲームが始まったら、スワイプを使って移動し、周囲を探索しよう。
画面右上の「!!!」ボタンをタップすると、横持ちのバーチャルパッド操作に切り替えることもできる。寝ながらプレイするなら断然パッド操作。
基本的には青く光るポイントを目指して移動すればOK。
館の中は暗くて背景が見えにくいので、スマホの輝度を少し高めに設定した方がいいかも。
調査可能なポイントに近づくと、行動アイコンが表示される。
タップすると、行動アイコンに応じた操作ができるぞ。
主人公は記者として取材に来ているので、カメラで写真撮影することもある。
カメラを動かして、ピントが緑に光るポイントを探そう。タップすると写真が撮れるぞ。
プロローグで一瞬「フリーズした?」と勘違いして焦った日記シーン。
日記のページの右下をタップするとゲームが進行するぞ。焦る前にくまなくタップ!
「Umwelt」の攻略のコツはヘッドフォンを使うこと
本作のゲームプレイ中に何度か表示されるけど、本作のプレイにはヘッドフォン必須。
音の種類や方向を聞き分けることが攻略に繋がるので、ヘッドフォンなしでは攻略が難しいぞ。
音声は英語へ!日本語だとムード台無しなので…
ヘッドフォンをつけた時に困り物なのが、音声がしっかり聞こえること。
さっき自分で、音声が攻略上重要って言ったじゃないか!…と思わせたかもしれない。確かに攻略上、音声はしっかり聴こえた方がいい。
けど、本作、日本語のセリフの出来が本当に悪いんだもん!
音声読み上げブラウザばりの棒読み具合なので、せっかくのムードが台無し。
なので、シナリオ選択画面>EXIT>OPTION>LANGUAGEと選んで、音声を英語に切り替えよう。字幕は日本語のままでOK。
ムービーシーンは字幕ナシだけど、前後のシーンの展開から物語は追えるハズ。
ややネタバレ注意!プロローグで詰まるポイントの答え
本作をプレイ開始するからにはプロローグで諦めてほしくない。
そこで、プロローグで詰まるポイントの答えを書いておこうと思う。
まず、キャサリンの部屋ではテレビをつけた後そのまま右へ平行移動し、赤く光るブレーカーに視点を合わせよう。これで、音に頼ることなくブレーカーを発見できる。
また、作家の家1Fのダイヤル錠は、一番左、左から三番目、一番右、左から二番目という順番にカチャリと音がするまで回そう。これで、チェストが開くぞ。