なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

パブリッシャー RPGアツマール公式

ジャンル カジュアルRPG

価格 基本プレイ無料

改変されし世界での大作ファンタジー、本格RPG化!「英雄」のいない世界で二人の少女と共に人類を救え!

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なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

今時なセンスを押し出したビジュアルだ。

世界は「上書き」された――人類が敗北した歴史へと。

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?(なぜ僕ゲーム)」はコミック展開もされている王道ファンタジー系ライトノベルを原作としたRPGアツマールの公式作品だ。

ゲーム版ではボイス付きオートバトルを軸に、拠点の施設を強化したり仲間の親愛度を上げたりすることで発生するイベントを楽しめる。

ストーリーを最初から追体験できるので原作未読者でも遊べるし、王道ファンタジーらしい世界観と経験値稼ぎのインフレが楽しい公式作品となっているぞ!

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記憶を継承した少年が、歴史改変後の世界を生きる

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

コミカルシーンはほぼなく、終始シリアスな場面が続く。

人類が悪魔に「勝利」した世界。主人公カイは平和な世界でもトレーニングを続ける熱心な兵士だった。

ある日、突如悪魔が空間を切り裂いて人類が「敗北」した世界へと歴史が上書きされてしまう。

幼馴染みである少女と出会うが初対面扱いされ、自分のことを誰一人知らない世界に改変されたのだと知る。

正しい歴史に通じる黄金の剣「世界座標の鍵」を握り締め、かつて人類を救った英雄の代わりになると誓うのであった。

お手軽で育成重視のオートバトル

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

コマンドを入力しなければ通常攻撃のみで戦う。

戦闘は通常攻撃をベースに基本オートで進み、ターン毎に敵と味方が交互に殴り合う。

画面上にセットしたスロットを選んでタップすると、通常攻撃ではなく回復や特殊スキルを発動する。準コマンド式って感じ。

敵はWAVE単位で一匹づつ出現し、間にはインターバルあり。厳しければ撤退することも可能だ。

「なぜ僕」はJRPGと相性の良い世界観で没入しやすい!

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

ドラマチックな展開も多めで見栄えがするね。

原作のラノベは5巻まで発行し人気を得ているということで、安定感のある世界改変ストーリーが楽しい。

新座標への干渉やら運命特異体やら、厨二心をくすぐる謎ワードで構築された設定群は最初からJRPG用に作られたと錯覚するくらい馴染んでいる。

イベント時のアニメーションや壮大なボーカル付きBGMなど、RPGツクール製なのにクオリティが高い点も満足度高し。

前知識ゼロでもすんなり理解していけるし、課金要素やガチャが存在しない完全無料ゲームなので、シリーズの入門用としても最適だった。

天使と女騎士、どちらがお好み?

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

リンネが金髪で、ジャンヌは銀髪。対照的な存在だ。

存在しない筈の場所にて出会い、主人公と同じく改変前の記憶を継承している天魔の少女リンネ。

元は明るい幼馴染みだったけど、改変後は世界救済の重荷を背負わされた男装の麗人ジャンヌ。

二人のヒロインには親愛度が存在し、選択肢によって関係が変動していく。どちらか一人を選ぶ場面も。

戦闘に連れ出せるのも片方だけで、リンネは補助特化、ジャンヌは攻撃支援と役割が違ってくる。

色々できるゲーム性も外さない出来

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

スキルを選んで修得など、簡易的だが欲しい機能が揃っている。

武器屋は攻撃力、備蓄庫はHPなど、拠点の施設を復興することでステータスが強化される。

巡回するとイベントが発生し、装備を新調したりヒロインの部屋を訪れたりもできるぞ。

タップ連打や放置で経験値が増えるクリッカー機能も備えており、大量レベルアップする楽しみも秘めていた。

ゲームの流れ

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

ややこしいのだが本作は元からファンタジー世界が舞台で、異世界転生モノとは異なる。

悪魔を封印して平和を築いていたが、主人公を除いて気付かぬ内に魔族蔓延る世界へと変えられてしまっていた。

画像は改変前の幼馴染みジャンヌ。女騎士の姿とは大きく異なり、リンネの方が似ている気も……?

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

改変後の世界では運命特異体として謎の存在に襲われたりと散々な目に遭う。

その後、唯一記憶を継承していて情報が通じ合う少女と出会い、物語は動き始める。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

ダンジョンクリア時には宝箱がドロップし、レア装備が手に入ることも。

それ以外のアイテムは経験値に変換したり、武器強化の素材に使ったりできる。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

ステータス強化もスキル修得も装備も、全て経験値だけで購入可能なので分かりやすい。

したがって稼ぎ効率が全てであり、戦うよりもタップ連打した方が速いケースもある。

タップ時には一定確率でフィーバーに発展し、約1000倍もの経験値を荒稼ぎできちゃう。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

ステージを進めていくとヒロイン用の施設が解放され、プレゼントや過去の専用イベントを見れるように。

二人とも仲良くするのは難しいので、自分の中で攻略対象を絞ると遊びやすいハズだ。

この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)

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「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」序盤攻略のコツ

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

回復キットは余裕を持って使いたい。

序盤から敵が強くて厳しいと感じるだろうが、まずは荒野のボスステージ「綻びの道」を突破しよう。

見事にクリアすると執務室という新施設が解放され、強化する度にタップでのEXP獲得量が増えていく。

経験値はフィーバーモードでドカンと稼ぐのが一番ラクなので、回復アイテムを惜しみなく使って真っ先に攻略したい。

火力を上げるより死なない編成を目指そう

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?レビュー

2枠までしかセットできないので修得時は慎重に。

バトル中に回復してしまうと主人公の攻撃ターンを無駄にするため、WAVE間のインターバル中に回復するのがベスト。

リンネは格安の値段で回復スキルを覚えられるので序盤は優先的に使いたい。習得後にセットするのをお忘れなく。

攻撃は必ず主人公が喰らうため、火力はヒロインに任せて防御ステータスを重点的に鍛えるのもアリだ。