Resus Days(リーサス デイズ)

Resus Days(リーサス デイズ)

パブリッシャー Rath Panyowat

ジャンル アクションアドベンチャーゲーム

患者の命を救えるか?救急医療チームを操作して心肺蘇生を成功させるユニークな3D救命シミュレーション

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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

Resus Days レビュー

▲非常に珍しいジャンルではなかろうか。

もしもの時に知識があれば、命を救えるかも知れない。

『Resus Days(リーサス デイズ)』は心肺停止した重篤患者の蘇生を目指す救命シミュレーションゲーム。

6人の救急医療チームに個別の支持を出して「心臓マッサージ」などの治療を実施、脈拍を正常にすればクリアという個性的なゲーム性だぞ。

※2章以降を遊ぶ場合は360円の課金で全エピソードを開放できます。落とし切り型です。

リアルタイムに迫ってくる死の恐怖

Resus Days レビュー

▲処置した内容もゲーム時間刻みで記録される。

時間は現実世界の4倍速で常に進んでおり、患者は常にダメージを受けている。

適切な処置を続ければヘルスは回復していくが、逆に効果が無いとヘルスが減り続けて0になると死亡してしまう。

2分(30秒)毎に「サイクル」フェーズが移行して症状が重くなるので、一刻を争う中での最適な判断が求められる。

患者への負荷と準備時間を考えてタスク管理

Resus Days レビュー

▲負担の大きい行為は1サイクルでの制限がある。

治療アクションは「心臓」「口腔」「薬」の3パターンに分かれ、そこから「電気ショック」「酸素吸入」という風に細分化している。

選択しても準備時間を挟むからスグには行えないので常に全員が動けるような効率的なサイクルを回さなければならない。

『Resus Days』は治療の最前線で生まれるドラマを体験できる。

Resus Days レビュー

▲真剣な雰囲気なので、失敗が重い……。

やはり注目したいのは心肺停止の治療をゲームに持ち込んだ意外性だろう。外科手術モノなら浮かぶけど、ここまで限定的なケースは初めて見た。

生死の境から救命をするテーマの重さだけでなく1秒を争うリアルタイムルールもあって緊張感を伴うプレイ感が良い。

対処法は2015年の蘇生ガイドラインを参考にしているそうなので、現実世界で緊急時に役立つ学習アプリとしての側面も兼ねている。

熱いストーリーに基づいたゲーム進行

Resus Days レビュー

▲英語なのが惜しいけど熱い意見のぶつかり合いも見られる。

ゲーム途中には医師達の会話パートが何度も挿入されて現場の緊迫感を克明に語ってくれる。

ただの作業的なイベントではなく主治医が到着するまで場を繋いだりとドラマ性があるのもポイント。

心肺停止の他にも頻脈性不整脈・メガコードキッド(子供型の人形)での実習といったシチュエーションが用意されていて、医療モノ好きには嬉しい。

ゲームの流れ

Resus Days レビュー

ゲーム開始時には注意文が表示される。意訳となるが、命の重さや医療への知識をテーマにして作成されたとのこと。

全モードは7種類。ボリュームとしては少なめだから体験時に見極めてほしい。

Resus Days レビュー

最序盤はチュートリアル。CPRで患者のヘルスを増やしながら他の治療を並行して進める。

気道確保・心臓マッサージ・人工呼吸をセットでCPRと呼ぶってのも1つ勉強になった。

Resus Days レビュー

CPRは継続的に行えるが電気マッサージなどはサイクルにつき一度しか打てない。

2分=30秒は意外と短いので慣れないうちはアタフタしてるとすぐ終わる。効率的な立ち回りを目指そう。

Resus Days レビュー

英語を解読する必要があるけど、ストーリーは熱血感もあって患者を死なせないって心意気がイイ。

DSやWiiの作品「カドゥケウス」を思い出すね。初代は2018年の世界って設定らしいから追いついたようだ。

Resus Days レビュー

治療内容によってスコア評価も算出される。序盤はカンタンなので進行度の目安代わりにしよう。

変わり種だが一発ネタで終わらない出来で、テーマに惹かれた人は楽しめるだろう。

『Resus Days(リーサス デイズ)』序盤攻略のコツ。

Resus Days レビュー

▲右にあるアイコンに従っておけば安牌。

基本はサイクル移行時に表示される「Treatment Suggestion」アイコンの提案に従って該当するアクションを施そう。

順調ならライフが減らずに回復量が上回る。どうしようもないスピードで減ってしまう時は間違っているので見直そう。

余計な治療をするとその場でヘルスは増えても結果的にマイナスが多いので、正しい処置を地道に迅速に続けるのが一番だ。

心臓マッサージはフル可動しておいて損は無し

Resus Days レビュー

薬や電気ショックはリスクも大きいけど「心臓マッサージ(CPR)」は一番負担を少なくリジェネのように持続回復できる。

ただし助手のエネルギー(スタミナ)を消費してしまうので疲れきらないよう治療の合間に交代させよう。

更にリアルな現場を求めるならモード変更

Resus Days レビュー

▲知識を問われるので違うゲーム性に。

ノーマルでは治療法が説明されるけどオプションからゲームモードを「Physician(医師)」に変更するとヒントが表示されなくなる。

もちろん難易度は跳ね上がるが、クリア後のプレイや医学への知識を試したい時は楽しめるだろう。