地球滅亡 60秒前!(Meteor 60 Seconds!)
JaeHoon Lee
2Dアクションアドベンチャーゲーム
基本プレイ無料
地球滅亡60秒前!残された人生でセクハラや殺人や地球脱出するバカゲーアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
話は聞かせてもらった!人類は滅亡する!
地球滅亡 60秒前!(Meteor 60 Seconds!)は、その名の通り、人類滅亡までの1分を体験できるバカゲーアドベンチャー。
巨大な隕石が落ち、地球が滅亡するまでたった60秒。あなたの人生も残り60秒。極限状態にどう行動するか。今、プレイヤーの倫理と愛が試される。
どうせ死ぬなら、好き放題やってしまうか?欲望のままに…。
通行人を殴る、キスする(男にもできる)、バットやライフルで殺す、コミカルなグラフィックだからギリギリ描写できる蛮行が、ブラックな笑いをもたらす。
ステージは狭いが、一つ一つのギミックが機能しあっていて、謎解きもユーモアがある。動画サイトでもバカゲーとして実況者に人気らしい。いや、面白いです。
すべてのエンディングにダークなユーモアが潜む
プレイヤーがどう行動したかによってエンディングは分岐する。最後の1分、誰にも迷惑をかけない余生を過ごすも、欲望のままに生きるのも、プレイヤーの自由だ。
エンディングをコンプするのはそれほど難しくない。ヒントも実装しているし、難易度も低い。だが、どのエンディングもユーモアがあり、深く、考えさせられる。よい。
地球滅亡 60秒前!の魅力はインディーならではのアナーキーな自由度の高さ
暴力・殺人・セクハラ…ゲームの世界なら、何をしてもいい…アナーキーな自由度に「GTA」を想起するゲーマーもいるだろう。2Dのスクロールアクションだから「くにおくん」を思い出すかもしれない。
コミカルなグラフィックやのんきなBGMに隠れがちだが、ヘヴィな暴力性、えげつないエンディングの数々、これぞインディーゲームでしかできない描写だ。レッツプレイ!
狭いステージの中に秘められたギミックの数々
例えば、イチャついてるカップルの片方にチューすると、女が襲ってくる。大昔「たけしの挑戦状」というゲームでは嫁や子どもに襲われるシーンがあったが…。
そんな、ツッコミどころ満載の演出の数々がいちいちツボなのだ。そして、コンパクトなステージに散らばるは、追いかけてくる女、犬、少年のバット、ライフルなどをフル活用して最後の1分間を過ごす。
決して暴力やセクハラを肯定するゲーム内容ではない
もちろん、本作の魅力はそのバカゲーならではの爆笑演出にある。だが、エンディングには暴力描写に対する批評性も秘められている。
暴力だ、セクハラだ、不謹慎だ、などと言う輩は是非最後までプレイされたし。1時間もかからない。何より、面白い。
ゲームの流れ
人類崩壊まで1分。極限状態に追い込まれた主人公。
君がどんな行動を選んだとしても、非難なんかできないと思う。俺はね。
左右の移動と、攻撃、キス、ほんの幾つかの拾えるアイテムを使うのみが可能。
だが、多くのゲームと違い、通行人を殺害することもできてしまうのだ。そして、人類は何もしないと滅亡する。
野球少年を殺すとバットが、警備員を殺すとライフルを入手可能。
これで何をするかはプレイヤー次第だ。
研究所では核爆弾すら手に入ってしまう。
皆殺しにする火力も、人類を滅ぼす兵器も手に入れた主人公は一体何を選ぶのだろうか。
エンディング一覧からは、クリアしたエンディングとヒントが閲覧可能。
全9種類の結末を見ると、最後のメッセージを確認できる。
地球滅亡 60秒前!攻略のコツ
ネタバレは頑張って配慮しております。あ、最初はオプションで日本語に変更しなきゃいけなかった気がする。
隕石は必ず60秒で到達する。なにもしない。性欲に身を委ねる。殺人衝動に溺れる。男とチューをするもよし。自分だけ逃げる。身を犠牲にして、世界を救うもよい。逆に、世界を滅ぼすというのも一つの結末だ。そして、君は隕石を爆破する英雄になれるか?だいたいこれで全部のエンディング一覧が書けただろうか。
世界一詳しいアイテムの入手方法
西の研究所へは、バットを入手して番犬をバットで倒すか、子犬にチューをして連れていくことでどかせる。研究所では警備員からライフル、最深部で核爆弾アンテナが手に入る。
東のロケットの乗り方は研究所でライフルを入手し、バリケードとガードマンをライフルで殺して乗る。ただ、ライフルを撃ちすぎるとロケットも壊れるし、殺人をしないことが条件のエンディングもある。どうすればいいかは…↓の画像でも見てくれ。
すべてのエンディング後の要素にも注目
ぶっちゃけヒント機能を使えばすべてのエンディングへのヒントは提示されている。後は時間内に無駄な行動をせず、ミスらず移動するだけだ。
最良のグッドエンドを見るために一番困難な道を選んだのに…という胸糞悪さも、エンディング後の描写で心洗われる。作者よ、いいゲームをありがとう。