13日の金曜日:スプラッターパズル(Friday the 13th: Killer Puzzle 17+)

13日の金曜日:スプラッターパズル(Friday the 13th: Killer Puzzle 17+)

パブリッシャー Blue Wizard Digital LP

ジャンル パズル・ジグソーパズル

殺人鬼、ジェイソンが主人公!原作愛と残虐表現に満ちた殺戮・パズル・アクションに戦慄せよ!

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13日の金曜日:スプラッターパズル

▲ポップなキャラながら流血表現は「ガチ」だ!

まさに血まみれのパズルホラー・アクション

13日の金曜日:スプラッターパズル(Friday the 13th: Killer Puzzle)は、その名の通り、ホラー映画『13日の金曜日』シリーズをモチーフにした残虐パズルアクション。

プレイヤーは悲劇の殺人鬼、ジェイソンとなって次々と人々を殺害していく。

原作愛に満ちた演出と残虐表現にニヤリ

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲スクショはしませんでしたが普通にキャラの首がスポーンと飛びます。

なんと本作は原作公認。原作愛に満ちたB級映画風のゴア表現サウスパークを彷彿とさせるキャラの造形、どれもがいい感じに「B級」スプラッタ・ホラー好きはニヤリとさせられるだろう。

ま、もちろんキッズ達には流血表現をオフにも出来るので安心だ。まあそんな人はこんなゲーム落とさないと思うがね…。

パズルゲームとしても堅実な面白さ

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲スワイプだけで出来るスライド・パズル。だが仕掛けの質や種類も豊富でやりごたえ抜群。

100以上のステージが無料で楽しめる。最後の一人を倒すとお待ちかねの殺戮シーンが待ち受けている。ただし、キャラクターがポップな造形のため、恐怖はないに等しい。

ステージをクリアすることで武器をアンロックすることも可能。次々と新しい演出を楽しめるというわけだ。ジェイソンの種類も豊富。

13日の金曜日:スプラッターパズル(Friday the 13th: Killer Puzzle)の魅力はあふれる原作愛とゲームとしての面白さ

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲首から血出てますよママン。こういうとこまで原作愛。

今なお、ジェイソンが熱い! PS4やXboxでは「Friday the 13th: The Game」というマルチプレイアクションも人気だ。「金田一少年の事件簿」の「悲恋湖伝説殺人事件」で彼の存在を知った人も多いのでは?(みんな、もうおっさんか…?)

フレディと対決する映画は正直なかったことにしたいが、アイスホッケーの仮面に隠された、恐怖と復讐の象徴たる彼は、今なお人気であり、その恐怖は潰えてない。本作はその原作愛を体現できるナイス・パズル・アクションといえるだろう。

パズルゲームとしての歯ごたえと原作らしさの両立

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲ジェイソンは水に弱い。って設定あったような…なかったような…。泳いでたこともあったような…。

まっすぐ、何かに当たるまで直線的にしか進めないジェイソン。これによりパズルは難解さを増していく。この操作性も原作らしいというか、ジェイソンらしい。

水中に落ちると死ぬところや、怯えて逃げるキャンパー達が焚き火で焼け死ぬ演出なども原作愛に満ちている。いやー好きだな俺は。

ポップな絵柄だからこそ再現できる残虐表現

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲KILL!を直訳すると「殺せ!」なんですね。ゲームのやりすぎで、忘れてましたよ。

サウスパークを彷彿とさせる頭身の低いポクセルアート。だからこそ血しぶきが、生首が飛んでも許される(たぶん…)。このスプラッタ表現とポップなキャラが、可愛くもホラーな、ギリギリのバランスを生み出している。

パズル・アクションとしての面白さも輪をかけて本作の爽快感を加速させる。武器やジェイソンのアバターを集めるのも楽しい。ジェイソン・フリークもゲーマーも、殺戮の歓びに咽び泣くしかない。

ゲームの流れ

13日の金曜日:スプラッターパズル

キャンプファイヤー。青春の1ページ。怪談に興じる少年たち。

だが、彼らの背後に潜む殺人鬼の存在に知るよしもなかった。もちろん惨殺される。

13日の金曜日:スプラッターパズル

殺戮の宴のはじまりだ。少年少女たちは無慈悲にも殺される。血の雨が降る。命は散る。

おっと、その前に残虐表現をチョイスしよう。PGは子供向け、Rは大人向けだ。

13日の金曜日:スプラッターパズル

本作は殺した人数に応じて、凶器を集めることができる。

ぶっちゃけ演出以外は変わらないけど、その演出が見たくなるくらいの好ゲーム。

13日の金曜日:スプラッターパズル

個人的に好きだったのが逃げ惑い、炎に突っ込んで死ぬシーン。

だんだんスライドパズルの難易度は上がっていく。やり直しを繰り返して最適なルートを探していこう。

13日の金曜日:スプラッターパズル

お待ちかね(!?)の殺戮シーン。キルゾーンに入ったらタップしてサツガイせよ!サツガイせよ!

こういう風に、殺人すらポップに演出できちゃうの、どうかなと思うけど、それはファミコン時代から変わらないのだ。今にして思えば。

13日の金曜日:スプラッターパズル(Friday the 13th: Killer Puzzle)攻略のコツ

操作はスライドのみ。水に落ちないように、焚き火に突っ込まないように操作して人間どもを殺戮していこう。

全員殺すと、最後の少年(少女)が現れる。殺戮してステージクリアとなる。タイミングよくタップしてゴア表現を堪能しよう。

ジェイソンのママ(生首)のヒントに耳を傾けよう

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲ママ、首ないけどナイスアドバイスをいつもありがとう。確か第一作で死ぬのよね。

映画版第1作で、母親はキャンプ指導員や観光者たちの殺人を繰り返すが、とある13日の金曜日、被害者の1人の反撃によって首をナタで切断され、死亡する。

というわけで生首になった母親のヒントはステージの解説をしてくれて重要だ。耳を傾けよう。ま、動画広告の閲覧を促すこともしばしばですが。

巻き戻し&リプレイで最適解を見つけよう

13日の金曜日:スプラッターパズル

▲そういえばジェイソンの武器がチェインソーっていうのは誤解なんですってね。FF6のエドガー。てめえのことだよ。

本作は残虐ながら優しい。プレイは一手ごとに巻き戻しできるしスタミナ制度すらない。ミスったら敵の位置から逆算して移動先を導くのがオススメだ。

最後になるが、課金すると広告が非表示になり、専用ステージや衣装が手に入る。無料でも十分に100以上のステージを遊べるナイスボリュームであり、武器ガチャも回せる。本作くらい面白いと課金しなくては、という気持ちになる。

ならないですか?なってよ。親愛なる、アプリゲットの読者でしょ。君だって。