バタガチャ!- BataGacha!
HZ3 Software
タップ系カジュアルゲーム
基本プレイ無料
世界を魅了した「Strange Telephone」作者の新作。ユウレイとドアノブを仕分ける高速アクションダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
「Strange Telephone」を手がけた鬼才の新作!
「バタガチャ!(BataGacha!)」は、ドット絵がかわいらしい、ハイスピード・アクション。
プレイヤーは無限に流れてくるドア”をただひたすら状態に応じて閉め続けていく。爽快なレスポンスが高い中毒性を編み出している。
ドット絵のポップなキャラデザとエフェクトの妙味
少女が悪夢を彷徨う、幻想的な風景を描いた摩訶不思議アドベンチャー「Strange Telephone」で世界を魅了したyuta氏。彼の新作とあっては黙っちゃいられねえ。
本作は基本無料のカジュアルゲームであり、シンプルなゲームデザインだが、作者のポップかつ尖ったセンスとかわいらしさは健在だ。そして、何よりプレイして気持ちよい。
シンプルの極みながら、高い中毒性がある気持ちよさ
ドアを開けて閉める…すべてがタップだけで完結する、まるでファミコン時代のゲームのような、シンプルな操作性ゆえに、何度でも飽きないでリプレイしてしたくなる中毒性がある。
とにかくバタンバタンと閉めていくテンポ感のよさ、効果音やエフェクト、何よりスピード感、これはスマホゲーでありつつも「ゲームしてる感覚」を追い求めているように感じられた。
「バタガチャ!(BataGacha!)」の魅力は快楽を産むスピード感
ゲームを説明すると、出現するドアを種類に対応した方法で閉める!だけなのだが、やってみるとすぐに、未体験の爽快感に驚くだろう。テンポのよさ。効果音の小気味よさ。
ストーリーも希薄。美麗なムービーもイケメンも美少女も現れない(ユウレイはカワイイ)が、本作は「スマホだからこその気持ちよさ」に特化した、「本物のゲーム」だと感じた。
スピーディにドアを閉めていく楽しみ
本作を強引に何かに喩えるならば、トランプの「スピード」あるいは「じゃんけん」に近いだろうか。ユウレイがいるドアは4回タップ、空いているドアは3回、閉じたドアは2回、ロックされたドアは1回。
これを高速で、それも連続で繰り返していく。妙なトリップ感が脳内に発生していく。その快楽と緊張感は、「カジュアルゲーム」「ワンキーアクション」と呼ばれる、数多のゲームを凌駕する。
センス抜群のレスポンスとエフェクトに注目
勿論、ドット絵で描かれるユウレイ、派手なエフェクト、控えめながらもテクノデリックなBGMなどもまさにyuta氏らしさあふれる。総じてキュートだ。
丁寧に物語やマニュアルが用意されてるところも親切。僕は超豪華声優や美麗ムービーが流れるゲームだけじゃなく、センスと発想で勝負したゲームがきちんと世に出て欲しいと思ってレビューを書いている。
ゲームの流れ
基本的にはハジメルをチョイスすればもんだいなし。
他メニューではクレジットや設定変更、スコアランキングなどを閲覧可能。
一定時間でハイスコアを競う「スピードモード」、ミスするまでエンドレスでプレイできる「ライフモード」の二種類が実装中。
???モードってなんじゃろナ。ワクワク。
操作の説明しづらいんだけど、空いてるドアを閉める→鍵を締める→オッケーして次の扉に行く。これの繰り返し。
ユウレイが現れた場合は左の「バタ!」を2回タップする。
ユウレイが来たら左左中右、空いてるドアなら左中右、閉まったドアなら中右。
既に鍵がかかってるドアなら右。状況に応じてタップする場所と回数が変わってくる。これがスリリングなのだ。
オプションで並び順や配置を変更できる。
心配り感謝。まあ僕は初期状態が好きでつ。
「バタガチャ!(BataGacha!)」序盤攻略のコツ
ドアが開いている時に「おばけ」が出現したら2度「バタ!」ボタンを押さなければドアは閉まらない。
これがミスを起こしやすいが…。何回かミスプレイをしてだんだん操作がハイスピードになってきて、はじめてこのゲームの面白さを言葉じゃなく肉体で理解するだろう。
ハイスコアを出すためにはスピーディな状況判断と指さばきが求められる。
課金すると「Strange Telephone」のキャラも登場!
最後に、ファンゆえのワガママを言わせて頂くと、Strange Telephoneで我々を、いやさ世界を虜にした、ドット絵ならではのワンダーな幻想世界、可憐な少女は本作では影を潜めている(課金でちょっとだけ登場するけど)
ストイックなまでにシンプルに無駄を削ぎ落とした作風なのは理解している。だけど、やはりyuta氏の真骨頂を味わい尽くしたいのも本音である。アップデートで???モードが解禁されるのを心待ちにしたい!