脱出ゲーム アリスと闇の女王(アリ闇)

脱出ゲーム アリスと闇の女王(アリ闇)

評価4.0点

braindrop by SEEC

2D脱出ゲーム

読者レビュー (1)

SEECの脱出ゲーム、新たな狂気へ。「漫画ムービー」にて綴られる“フシギの異世界”での謎解きアドベンチャー

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イラストから伝わるように、とても独自性が高い▲

イラストから伝わるように、とても独自性が高い▲

闇と狂気に支配されたダークファンタジー、開幕。

『脱出ゲーム アリスと闇の女王(アリ闇)』は、良質なアプリゲームを手掛けてきた「SEEC」による脱出×ノベルアドベンチャーの最新作。

普通の女子高生だった主人公「アリス」は、心を持たない“死者”が住まう異世界に迷い込んでしまい、命の危機に晒されてしまう。

元のセカイに戻るべく、どこか狂った住民達から協力を得て、不思議の国を“創造”したと言われる「闇の女王」を探すのであった。

中身としては「会話」パートと「脱出」パートを交互に進める形式で、若干のホラー要素あり。独特な世界観に惹かれたら遊んでみよう。

ゲームに直接「マンガ」を取り入れて没入感UP

アリスと闇の女王 レビュー

コマやオノマトペが横から出たり▲

本作の空気感は“キテレツ”の一言で、パンクと和風とメルヘンを掛け合わせたような得体の知れなさがプレイヤーの好奇心をソソらせる。

また、重要な場面では「漫画」形式のムービー演出が挿入されるのも大きな特徴。BGM・効果音・アニメーションまで付いていて豪華。

これにより脱出ゲーム形式だけじゃ表現できないアクションシーンも描かれ、直感的に遊んで理解していける。

脱出ゲーとしてもキャラゲーとしても機能してますよ

アリスと闇の女王 レビュー

▲探索するエリアもなんかヤバイ。

あくまでノベル部分がメインだが、物語の進行には「謎解き」が必須になる場面も存在。とはいえ難易度は高くないし、ヒントもあるから安心。

各エリアから「アイテム」を集めたり。記号を用いた頭脳パズル系より、状況から正答を導くパターンも多い。

ちなみに攻略とは別で、キャラには章ごとに会話イベントが用意されていたりと豊富。不思議の国をより楽しむのも一興だ。

『アリスと闇の女王』は、フシギの異世界を体現するようなオリジナリティが見所

アリスと闇の女王 レビュー

▲線の多い作風、独特な表現も注目。

平穏な日常を奪われたアリスが奔走する物語なのだが、制作陣の「やりたい事」を詰め込んだような、インパクトのある展開が多々用意されている。

芋虫がタバコを吸って人生を語り、少女漫画タッチの頭が卵男がレストランを経営し。仲間がバトルシーンで唐突に発狂しだしたり。

プレイヤーを置き去りにする支離滅裂さには、ある種の「狂気」を感じられ、主張の激しさが唯一無二の世界を構築している。

サブカル文化を好む人はきっとハマるだろうし、理解できない人はドン引くだろう。バッサリ人を選ぶ個性、そういうゲームです。

シュールレアリスムから来る精神的ホラー

アリスと闇の女王 レビュー

▲実写切り貼ったり、能面ガスマスクとか……。

本作には中世風の異空間だけでなく、近代的なホテルの部屋・学校の旧校舎など、見慣れた風景も存在する。しかし、死体があったりと歪でおかしい。

エリアを進むごとに別々の狂気があり、現代アートやコラージュ作品を見ている気分。内容だけでなく視覚的にもサブカル分を補給してくれるだろう。

充実したサブコンテンツで物語以外にも楽しめる

アリスと闇の女王 レビュー

▲ボリュームもそこそこありそうでオマケレベル超え。

本編とは別に「経営パート」が用意されていて、短いサイクルの時間経過で「食べ物」を販売。ゲームを読み進めながらお金を稼げる。

「レシピ」「施設」「フロア改築」など結構本格的なシステムを搭載しつつ、これまでのSEEC経営ゲーよりも練度が上がって遊びやすくなった。

貯めたお金はストーリーの進行に使ったり、衣装ショップでアリスを着飾れる。本編でもアバターのまま進むので、好きな見た目で遊べる自由度だ。

ゲームの流れ

アリスと闇の女王 レビュー

冒頭、JKアリスは車に轢かれた瞬間に意識を失い、気付けば見知らぬ場所にいた。そこはゾンビのような死者が「生者」を狙う、おぞましい異世界。

漫画は波があるけど、背景まで描き込まれていて読むには十分。絵柄のクセは異国感がある。外国の方が描いてるのかな。

アリスと闇の女王 レビュー

アリスもハートの国の住民となり、この世界に溶け込みつつ、“創られた”世界の謎を探るのであった。

個人的には、いつの間にか距離感ゼロになってたり。間のとり方・物語の構成が今ひとつと感じてしまった。展開が早すぎる。

狂気の演出もオーバーで唐突過ぎたり、怖さより理解が追い付かない場面が多々あった。

アリスと闇の女王 レビュー

とはいえ些細な問題は、ゲームとしての品質の高さやユニークな世界観で打ち消してくれるワケで。

戦闘狂ばかりかと思いきや良心的な人もいたり。一人ひとり設定が凝っていて、多様なストーリーが描かれる。

アリスと闇の女王 レビュー

やがてストーリーは「赤」と「白」の派閥抗争、そして「闇の女王」へと接近していく。

ちゃんとゲームに挿入していて「マンガで読むゲーム」という試みは斬新だし、個性を存分に発揮できる表現として適切だったと思う。

アリスと闇の女王 レビュー

今後のアプデにて、本編終了後のエピソードなども追加予定があるっぽい。多分有料だろうけど、楽しめた作品は応援してあげることが大切だ。

コラボカフェとかイベントも開催されるらしいので、SEECファンの方はチェックしよう。行きたいな。友達いないけど。

後はアナタの目で確かめてくれ!(お約束)

『アリスと闇の女王』序盤攻略のコツ。

アリスと闇の女王 レビュー

ひっそり女の子が隠れてます▲

基本的に迷ったら、画面下部に用意された「ヒント」を見るのが一番。以前は私が攻略を担当させていただいたこともありました。

「キッカケ」を発見→それを元に推理・謎を解くパターンが多いので、まずは当面の目標になりそうな物がないが探してみよう。

マップの中に小さくキャラが隠れていたり、目を凝らすと新たな発見があったりもする。スマホ画面の明るさを上げるのも有効だ。

イベントが起こりそうな場所を見定めて効率よくプレイ

アリスと闇の女王 レビュー

▲まずは消費しない場所から潰していきたい。

マップ上から入るエリアは移動する度にハート(スタミナ)が必要になるため、できるだけ無駄な消費をおさえた最短ルートを目指したい。

同じエリアで複数のイベントが起こることもあるので、目的を見極めてからシッカリ入念に探索するよう心掛けよう。

まあ、イベントの無い場所でもキャラとの専用会話が用意されてたりするから収集目的もありっちゃアリだ。

レストランの施設を拡張して儲けをアップ

アリスと闇の女王 レビュー

▲まずは実益重視すれば模様替えも捗る。

経営パートで一番重視したいのは、客の入席数を決めるテーブルの「増設」。インテリア系の種類とはメニューが違うから注意ね。

次に回転率を上げる「従業員」。最後に「レシピ」「調理台」で単価を上乗せするのが良さそうだ。効率を求めるなら、外装系は一番後回しでOK。

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seinto
読者
seinto

とにかく絵が細かくきれいで世界観に引き込まれます。ノベル部分はマンガのようになっているので普段アプリゲームをたくさんやっている人にとっても新鮮なのではないでしょうか。
謎解きの部分は(まだ序盤だからかもしれないですが)少なめです。難しくはないですが、やり慣れていない人や勘の悪い人は少し苦戦するかも。ヒント機能はありますが、参考にならないことが多かったです。
ストーリーは少し難解ですのでじっくり時間をかけてプレイすることをお勧めします。
そしてホラゲ要素がありますので苦手な方はご注意を。私は夜にプレイするのはきついなと思いました。
以上、6章までプレイした感想です。間違いなく制作には多くの時間と労力がかかっている出来栄えですので、少しでも気になる方はダウンロードしてみることをお勧めいたします。