不動産王

不動産王

パブリッシャー FreeDev.

ジャンル 人生シミュレーションゲーム

価格 基本プレイ無料

月収20万の貧乏社畜から、億万長者へ成り上がれ!ボロアパートの大家として始める経営×人生シミュレーション

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30歳の平社員というリアルな設定…▲

30歳の平社員というリアルな設定…▲

ただ稼ぐだけじゃない、人生が逆転するから面白いんだ。

『不動産王』は、韓国にて50万DLを突破した人気インディーズゲームを、日本向けに再構築した経営シミュレーション。

手取り20万円の最底辺奴隷サラリーマンだった主人公は、ひょんな事から中古の地下ボロアパートを購入。大富豪への一歩を踏み出すのであった。

最初は仕事しかできないが、進むと大家としての物件管理やデイトレード、趣味に恋愛、国家買収など様々なジャンルへ手を出せるように。

まるでサクセスストーリーを体験するかのようなゲーム性。苦労しながら壮大な人生を謳歌してみよう。

物件の大家になって不労所得を得よう

不動産王 レビュー

趣味が仕事に繋がるってそれっぽいな▲

ゲーム内時間は常に進んでいて、1日=リアル1秒で経過。一ヶ月も30秒なのでかなりハイペースに物事が進む。

購入した「物件」には自動で入居してずっと家賃を稼いでくれるが、「修理」や「家賃催促」といった雑務も必要。

良いことをしたり「趣味」で自慢のアイテムを集めれば「知名度」ステータスが上がり、更に多くの建物を取り扱えるようになる。

多彩なイベントで作業を単調に感じさせない

不動産王 レビュー

秘書は所有物件の住民ってのもポイント▲

事ある毎に「シナリオイベント」が発生し、謎の老婆が助言してくれたり。大家をご主人様と呼ぶ女の子と仲良くなったり。

個性的な面々が登場し、時には選択肢によって分岐したり。アドベンチャーゲームとして機能するぐらいのボリュームが揃っている。

特定のキャラは上手くやると「秘書」として雇うことができ、賃金は必要だが自動で雑務を解消してくれる。あと可愛い。

『不動産王』は経営SLGを人生ゲームへと昇華させていた!

不動産王 レビュー

▲ボロ家もサクセスに必要な過程なんだよなぁ。

サラリーマンである最序盤こそ放置系クリッカーみたいなプレイ感だけど、会社を辞めてからが本番。稼ぎ方が全く異なる。

物件には短期的な「評判」があり、悪いと価値が下がり。良いと上がる。つまり安い時に買って、高い時に売れば儲かる「株取引」のような要素。

タップ連打は一切しなくなり、最終的には家の管理&市場の把握といったメニューだけで手一杯になるような生活へと変化していく。

この“苦労しつつも確実に金持ちとしてステップアップしている感”が見事にゲーム性として表現されている。

誰でも共感のしやすい人物として描かれた主人公

不動産王 レビュー

人当たりの良さから人生の転機を得た▲

主人公は本当に貧しい状態から始まるのも良い。余裕がない生活の中で未来への投資を積み重ねる様は、上記の流れもあって感情移入してしまう。

「大家」として住民に接するのも(殆どの人は)珍しく、不当な理由で滞納をするヤツには殺意が湧いたり。管理人としての気苦労が知れる。

逆にアルバイトを首になって払えなくなった苦学生には「選択肢」で免除もできたり、そういう人間臭さがより豊かにしてるのだ。

底知れないボリューム感こそ韓国ゲーの真骨頂

不動産王 レビュー

最高資産などの振り返りも感慨深い▲

資金がない状態でも「借金」をすれば購入が可能だが、ダメな循環にハマって自己破産=人生終了する可能性も。自由度たけーなオイ。

一年の間も本当に色んなことが実現できるとはいえ、人生には限りがある。ダメな時は「生まれ変わり(転生)」を使ってやり直せるから安心。

最終的には不動産取引だけに飽き足らず、世界中の寄付コンプや企業買収、果ては国家乗っ取りとお金の使い道がスケールアップしていくぞ。

ゲームの流れ

不動産王 レビュー

元は韓国発だが、言語はもちろん地名まで日本のものに置き換わっていて頑張っている。ボリューミーなのに。

よくある海外ゲーとはまた違ったやりこみ度を持っていて、インディーズ系ながら人気がでるのも頷ける。

不動産王 レビュー

ストーリー画面。キャラ絵は他でも見たことあるから公的素材を利用してるのかな。

家賃2万円で苦しむ少女など、日本では考えにくい場面もあるが、貧乏人情物のインパクトは万国共通。

それに最近、LINE漫画とか。海外の国民性を垣間見れる機会があるってスバラシイと思い始めた。新鮮な発見イッパイ。

不動産王 レビュー

ゲーム性はホンモノ。連打クリッカーかと思いきや途中で管理ゲーに変わるのはお見事。

国単位になると「自動土地買い取り」など、追いきれていない発展要素もまだまだありそうだ。

不動産王 レビュー

たまに競売イベントが発生し、通常よりやっすい値段で物件を購入できることがある。

しかしそのそも一定の資金を持ってないと参加できないので、どれぐらい残しつつ取引するかってのも重要。

不動産王 レビュー

総勢23名以上のキャラによるストーリー。人生とは単なるマネーゲームではないってことを感じさせてくれるだろう。

後はアナタの目で確かめてくれ!(お約束)

『不動産王』序盤攻略のコツ。

不動産王 レビュー

▲ムカつく上司が画面に居座るから、とっとと辞表を叩きつけよう。

まずは社畜としてタップ連打で仕事をこなし、地道に資金を集めよう。マルチタップ対応なので4本指でトタタタンッと。

最初は不動産取引ができるようになるまで知名度イベントを進める必要もあるが、それ以降は取扱物件が増えるぐらいで必須じゃあない。

儲け額を少なく感じる、新しい住民が欲しいなど。趣味アイテムはお金に余裕が出てから買い込むようにしよう。

あと、序盤はダイヤを使った「副業」も大きな稼ぎポイント。動画視聴でカンタンに貰えるから稼ぎの少ない内は毎年使うようにしよう。

手持ちのお金は投資用の資金だと考えて使おう

不動産王 レビュー

▲固有キャラが住んでいたら一軒は残してあげたい。

本作で一番儲けるのは、安く買った資産を高値で売りつけること。効率よく稼ぎたいなら家賃収入はオマケ程度と考えるべし。

不況で赤矢印(2重ならなおヨシ)になった物件を買い込み、緑矢印になったら売る。これの繰り返しで安定して儲かる。

大事になるのが元手金。利息は家賃収益でほぼプラスになるので、序盤は多く残すためになるべく借金で購入するようにしよう。

秘書はいなくても案外問題なかったりする

不動産王 レビュー

▲見た目のチェンジも可能だ。世界観違う。

シナリオで雇用できるようになる「秘書」。保有物件数の上昇以外は雑務がメインだが、自分で済ませることもできる。

序盤の人件費は重くのしかかってマイナスになりやすいので、必要だと感じるまでは解雇しておくことがオススメ。

一時的にイベントは発生しなくなるけど、いつでも再雇用できるから問題なし。とにかく取引用の金を確保するのだ。