人類終焉~ 人類滅亡ミステリー橘警部
MocoGame
脱出アドベンチャー
基本プレイ無料
「ポートピア連続殺人事件」リスペクト。未来から来た男が人類滅亡の理由を語る、探偵アドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
西暦2554年。人類は滅亡する…?
「人類終焉」は、西暦2554年の未来から来たという人物が人類滅亡の理由を語るミステリーアドベンチャー。
プレイヤーは橘警部となり、未来人のクイズに回答することで、滅亡の理由を解きあかす謎を解いていく。
ファミコン世代の古き良きADVを踏襲したUI
「調べる」「話す」など、コマンドを選択して謎を解く探偵パートはドラクエの生みの親、堀井雄二の出世作「ポートピア連続殺人事件」などを彷彿させる、ノスタルジックな形式となっている。
ぶっきらぼうなキャラクターのグラフィック、チープなBGM、そして矢印を動かし、背景を選択する操作性はファミコン世代として懐かしく感じた。そういや作者は「ガイラルディア」シリーズの人だしね。
骨太の脱出ゲーム風謎解き
各シナリオのラストには未来人からのクイズが出題され、プレイヤーは自分で回答をスマホで入力しなくてはならない。その謎解きは今風の脱出ゲーム的な発想を要求される。難易度はちょい高い。
正直、ストーリーが進むフラグの立ち方が不親切だと感じるところもあった(誰もいないことを確認→戻る→さっき調べて何もなかったところ→いた!みたいな進行…)。だが、作者が公式掲示板にてヒントを出しているため、誰もがエンディングにたどり着ける。果たして未来人の語る人類滅亡の理由とは…!?
ゲームの流れ
困ったらヒント役になりがちな中島刑事。
よもや、ポートピアよろしく身内が犯人だったりしないだろうな…。
矢印を移動させて調べるノスタルジック調査。
スマホなんだから怪しいところタッチでもいいだろうに。こだわりを感じる。
やっとのこと倉庫の外に出た。コマンド総当たりシステム。
目に映る怪しいところはだいたい調べておこう。
やっとのことで発見した自称未来人・納言。なかなか食わせ者といった印象だ。
確かに緑と紫の組み合わせってサイバーで未来っぽい。
序章「未来からの訪問者」をクリアすると残り4つのシナリオを選択できる。
「?????」を選択すると物語がスタート。あ、スクショがネタバレだな…。
「人類終焉」序盤攻略のコツ
クイズに辿り着く以前の問題にストーリーを進めるのが結構面倒だ。コマンドを出来ることは全部やって、怪しいところを全部「調べる」とフラグが立ち、セリフが変化し、移動可能になったり物語が進展したりする。セリフの変化に注目だ。
あと、刑事に話しかけると次にすべきことのヒントを出してくれることが多い。
脱出ゲーム風謎解きは数字の置き換えがメイン
落ちているメモ、金庫の鍵…数字を月や暗号に置き換えて入力する謎パートが思いの外難易度が高い。ヒントを書いとくと、最初のメモは太陽系。次はグレゴリオ暦だ。
脱出ゲーム好きなら「人類終焉 攻略」とか「人類終焉 ネタバレ」とかでググらず、全力で謎と向き合おうぜ!(あれ、そしたらこのページ読まない…?)
最後の答えは自分で入力しよう!(一般教養問題)
スクショは自主規制。最後の答え、そう、「何故人類は滅亡するのか」は自分で入力しなくてはならない。未来人、「納言」の言っていることは本当なのだろうか?まあここまでたどり着けばそんなに難しい問題ではない…。
未来人が人類滅亡の警鐘を鳴らす…。ジョン・タイターばりな狂言回しに期待したいのだが、どうもこの人の滅亡の話、胡散臭くて緊張感ないんだよなあ。本当に未来から来たのかなあ…それが最大の謎かも…。