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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
Playストアで突如のし上がってきた問題児、キミは耐えれるか。
『PersonBox:hammer jump(ハンマージャンプ)』は、ダンボール箱に入った紳士服のオッサンが登山に挑むアクションゲーム。
足は一切動かせず、頼れるのは手に持った“ハンマー”のみ。
各所で話題沸騰中の「Getting Over It」を盛大にリスペクトしちゃった新星バカゲーだ。
※本作はAndroid版のみだが、iOSの人は本家の公式スマホ版をDLできる。こちらは有料だけど。
ハンマーに全てを委ね、託し、先へ繋ぐ
ハンマーはスワイプで360度全方位に動かせ、物理判定のある“先端”を地形やオブジェクトに引っかける。
オッサンの腕力は無限なので、僅かな出っ張りだろうと全体重を持ち上げて移動できるのだ。
しかし動かすのはハンマーの先端なので、真っ直ぐ進むことすら難しい珍妙アクションになっている。
物理エンジンが予想を超えた動きを生み出す
本作はオッサンのみ「重力」「遠心力」など様々な物理法則を適応しており、ハンマーを素早く振るほど大きく動ける。
手を伸ばしても先端が届かない場所は、反動を利用した決死の大ジャンプが必要となる。
これが深い業になっていて、世界中のバカゲー好きを阿鼻叫喚の地獄へと誘うのであった……。
『PersonBox:hammer jump』はプレイヤーの挑戦心を焚き付ける魔性の難しさ
「特定の人に向けて、誕生したゲーム。特定の人を、傷つけるために。」
本家のキャッチコピーである。実際このゲームも凄く難易度が高い。
登るべく勢いを付けると意図しない所へ先端が当たり、目的方向とは真逆へ動いてしまったり。
一度ミスして空中から落下すると、最初からやり直しもザラ。これまでの努力は無駄になり再び登る徒労だけが増える。
もう少しと思わせる絶妙な配置に挑み続け、プレイヤーのイライラは募っていく。
クリア出来ないのは“あなたの能力が足りないだけ”。これは作者からの挑戦状なのだ。
実際、シュールで滑らかなモーションは動かすのが面白くて、何度も遊んでしまうバカゲーの真髄が詰まっている。
カジュアルユーザー向けの救済機能が追加
好きな場面でのセーブ&リロードが可能。高所でミスってもベストな位置から即やり直せてしまう。
しかしこれは悪魔の囁き。利用したが最後、本作の価値は地の底まで落ち、完全クリアする機会は永遠に失われてしまう。
謎のオシャレ要素でオッサンを着飾れる
頭のみだがアバター機能も付いた。クリア報酬で購入し、お好みの姿で遊ぼう。
ゲームの流れ
元ネタはツボに入った全裸のオッサン。本作ではサラリーマン風。
そもそもこれが強烈なインパクトで、作品の魅力を増長させる。
ちなみに、ローカルWifiを介せばアナログコントローラーで操作できるようだ。
残念ながらこちらの環境では動作を確認できなかったが、手持ちに対応機器があったら試してみよう。
デッパリは僅かだろうと引っかかり判定がある。
こんな所で全体重を支えるとか、意味不明なシュールさも最高。
ステージの地形は家具を中心としたモノから、謎の結晶体にまで。
乱雑なように見えてかなり計算されている。
見事ステージをクリアすると、作者様からのありがたーいお言葉を頂戴できる。
英語だけど単語でカンタンに伝わるので、ゼヒその目で確かめてみて欲しい。
『PersonBox:hammer jump』序盤攻略のコツ。
本作は区切られたステージ制で本家より短く、最上ポイントまで登ればクリア。時間制限などはナシ。
ただ最初っから全力で心を折りに来るので、無理して進むよりも上手に操作できるよう手に馴染ませるのを重視したい。
セーブ機能はホンットーに最後の手段。まずは黙って一時間ぐらい挑戦しよう。苦労してこそ本作の“山”が見えてくる。
勢いが必要な場面以外は極力慎重にプレイ
素早く動かせばジャンプしやすくなるが、同時に事故率や滑りやすさも上がる。
ギリギリ先端が引っかかった場面なら、一度動きを停止しよう。その後ゆーっくりとパッドを動かし安定足場に着地。
勢いを付ける大きな動きと、狭いスペースや引っ掛け後の小さな動き。緩急の使い分けが重要だ。
リスクを減らした移動方法で試行回数を増やそう
本家にあった、ハンマーを下に押し出してジャンプする方法は実戦だと不可能に近い。
代わりになるのが餅つきジャンプ。引っ掛けた状態で下に振り下ろすと反動でピョコンと微ジャンプできる。
斜面でなければ僅かに前進できるし、リスクも低いから、繰り返して安定状態を目指したい。