Gorogoa(ゴロゴア)

Gorogoa(ゴロゴア)

パブリッシャー Annapurna Interactive

ジャンル パズルゲーム

価格 Android:540円 iOS:610円

ゲームでありながら「芸術」の域。想像力を刺激する美しさ、新しい操作性。パズルゲームの新境地。

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Gorogoa(ゴロゴア)

繊細極まりないアートワークとユニークなパズルシステム。

想像力を換気する独創的なパズルゲーム

Gorogoa(ゴロゴア)イメージ

Gorogoa(ゴロゴア)は4つのタイルをスライドさせ、重ね合わせて遊ぶパズルアドベンチャー。

プレイヤーはタイルを拡大縮小させて重ねることで絵本のストーリーを進めていく。とにかく手書きのイラストが美しく、その世界にどっぷりハマることができる。

イラストを繋げて物語を進める新感覚

綿密な手書きアートワーク、不思議な質感の物語が魅力的。

パネルを移動させ、組み合わせることによって景色に奥行きや意外な進行をもたらしていく。連続しておこる予想外の展開に高揚すること間違いない。

独創的なプレイ感と謎解きの面白さ

スクリーンショットでは伝わりづらそうだが、操作性は「脱出ゲーム」に近い。

ただ、パネルとパネルを重ねることで景色が繋がり移動する瞬間の気持ちよさは、単なる雰囲気ゲーでは終わらない感動がある。これは…面白い!

Gorogoa(ゴロゴア)の特徴は芸術的なアートワークと想像力の外側に飛躍する物語

Gorogoa

作者であるジェイソン・ロバーツは、細かな手描きのイラストレーションを数千点用意したという。

パネルを組み合わせるというシンプルな動作ながら、次々と物語を予想外の方向に飛躍させ、さまざまな情景の美しさを体感させるその手腕には驚嘆せざるをえなかった。

直感的に操れる操作性

操作方法はタッチパネルと親和性の高い、直感的なシンプルなもの。怪しいところはきちんと表示されるため、詰むことも少ない。

説明も不要。まさにスマホとの相性抜群。ただ、謎解きのギミックは子供にはわかりづらいかも。対象年齢は高め

パズルゲームだからこその没入感

絵本でもなく、アニメでもない。「パズルゲーム」だからこそ味わえる没入感がとにかく素晴らしい。

これぞゲームならではの芸術表現だと思う。同時に、ゲームとしてきちんと面白いのも素晴らしい。絶賛。ハラショー。

ゲームの流れ

Gorogoa

物語は少年が5色のマガタマ?を集めようとする。

説明も何もかも省かれているため、誤読だとしても許して頂きたい。

Gorogoa

謎の怪物?が街を歩いている景色から物語はスタートする。

ファンタジックな情景を一つ一つ堪能してもらいたい。

Gorogoa

実は少年が見ている景色だった。

こうやってコマをズーム、パンしたり重ねたりすることでストーリーは進んでいく。

Gorogoa

コマを重ねるだけじゃなく、枠を抜き出す、縦横に繋げるなど色々な方法がある。

この木の枝にカラスを停めることによってリンゴを洗面器に落とすという寸法よ。

Gorogoa

白い空白はそこに何かを重ねて移動できる場合が多い。

謎解きもワンパターンじゃない。実に作り込まれている。すごいなあ。

Gorogoa(ゴロゴア)攻略のコツ

Gorogoa

そういやこのゲーム縦持ち横持ち兼用。

言葉もなく、操作方法の説明もない。だが、操作方法はダブルタップでズーム、スライドとシンプル。

だいたい迷わなければ数時間でクリアできてしまうが、600円という価格を高いとは感じなかった。この鮮やかなプレイ感、ゲーマーだけが味わうのは勿体無い。

親切なヒント機能

主人公の少年?の、したいことは吹き出しで表示される。また、怪しいところや移動できる所は強調して表示される。

謎だけじゃなく、不思議なストーリー、サウンドスケープ、幾何学模様の色合い、すべてを味わいたい作品だ。エンディングまで泣くんじゃない。

攻略サイトを見ないでクリアしよう(最近こればっか)

偉そうに攻略のコツを指南しているが、実は自分もめっちゃ悩んだ。ネタバレ検索しようか迷ったくらいだ。

だが絵をよく観察し、スライドしたり重ねることでなんとなく解ける事も多い。思考を柔軟にして謎が解けた瞬間のプロセスが気持ちいいのである。頭をほぐれる過程を楽しもう。