ローリングマウスのHamster Clicker

「ローリングマウスのHamster Clicker」は、野良ネズミのトゥイの飼い主となって、回し車で電気を発電しまくって大金持ちになる(?)という、ちょっと変わったクリッカーゲームだ。

ある日、通りすがりにはぐれたハツカネズミを見つけた主人公。ちょこっとエサをあげて、そのまま通りすぎたものの、帰り道にもまだそこに。

かわいそうになった主人公は、ネズミを家に連れて帰って飼うことに。

ところがこのネズミ、なんと人間の言葉をしゃべる上にアルバイトや土地運用などの財テクも得意という、とんでもないネズミだったのだ…！

たくさん回し車を回して発電しまくり、新しい回し車や新しい動物、果ては土地から家から発電所まで、なんでも手に入れちゃおう！

ゲーム中に登場する動物は、主人公が拾ってきたトゥイをはじめ、その多くが捨てられた動物。

しかし動物たちは、それを深刻なこととは受け止めておらず、トゥイの誘いに応じて、気軽に新しい暖かな生活を受け入れてくれる。

パンダネズミのルイが家に来たとき、トゥイは一発で恋に落ちてしまう。ネズミがネズミに恋したら、もちろん子供も…。

というわけでいろんな動物たちの、ちょびっとダークながらもあっけらかんとしたストーリーが楽しめ（？）るのも、このゲームの特徴なのだ。

動物を怯えさせるネコや、糸にくるんで動けなくしてしまうクモなどが時々登場するものの、ボス戦などはなし。

派手なスキルなどが発動しないかわりに、のほほんとした生活が楽しめるぞ。

各動物たちは、レベル50になるとアルバイトが、レベル100になると土地の購入（！）ができるようになる。

アルバイトでは一定時間経過後に報酬を得ることができ、土地は時間の経過とともにどんどん価値が上がっていくので、一旦売ることで一時的な所得が得られる。

なお、レベル200になると遺跡を買うことも（笑）。

ただし、レベルアップによる収入も、これらの副収入も、ゲームにおける影響はさほど大きくない。

最も大きな収入はクリック（タップ）による発電になるので、回し車周辺のレベルと装備を上げながら、余った電力で計画的に動物たちを育成していくのがいいだろう。