懐かしのキャンパス 3D（Nostalgia Campus 3D）
Changchao Han
シミュレーターゲーム
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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
▲おーー、学校だ……看板が凄くそれっぽい。
戻れない夏の日、あの頃へ還ろう。
箱庭の中を仮想パッドで移動でき、一人称の視点も３６０度自由に動かせる。
戦闘や育成といったゲームらしい要素は一切無く、ただひたすらに誰も居ない学校を探索していく。本当にそれだけ。
その代わり、常に暑そうな快晴で日差しが照りつけ、校舎の中には授業後の教室があり、陰影の表現や小物のディティールも本格的。
期間限定のセール中で１２０円→無料DL（執筆時）となっている。日常生活に嫌気が差した人に浸ってみて欲しいアプリだ。
『懐かしのキャンパス 3D』は学校の再現度とゲーム性が希少。
▲暑くて目から汗が出てきちゃう。
その象徴として記憶に刻まれているのは学校の情景。万人が共感できるであろう圧倒的懐かしさに、言葉はいるまい。
改装が進んで小綺麗になった感じが上手く再現できていて、整ったようで所々はまだ汚らしいリアルさもまた感心する。
調べると、Unityから購入できる3Dアセットを丸々使用した作品（違法性は無い）だと分かるが、個人的にはそれでも価値があると思う。
多くのゲームでは背景イラストとして、もしくは女子高生が暴れるオマケ程度にしか使われないが、本作は学校の中を歩くこと自体が目的。
「うわー懐かしい」「この先繋がってるのかな」と雰囲気に浸りつつ、自分の足と目で。１人だけの仮想世界に没入するのが楽しい。
世界を救わず、頭も捻らず、戻れない在りし日の欠片を味わうだけ。そんなアプリが転がっているスマホゲー界が好きだ。
『懐かしのキャンパス 3D』攻略のコツ。
▲最近のアセットは凄いっすねー。
法則として、扉から入れる先の部屋は、扉の形で共通していることが多い。鉄の片開きなら机がイッパイの教室など。
入った位置が違っても中身は同じ。端までいって何もないと凹むので、十分に堪能した部屋なら即退散してOK。
部屋の中のカウンタードアなどは貫通してすり抜けられるので、通れそうな場所がないか体当りすると良い。
これは凄く重要な事なのだが、右下タップでジャンプ。ピョンピョン跳ねる。
後はまあ、本人が想像を糧にゲームなので。欠陥探しとか邪な気持ちは捨ててポジティブに遊ぼう。
ゲームの流れ
- いやー、雰囲気タップリで素晴らしいっすね。
まあこれはストアの詐欺画像で実際の画面とは違うけど。許してあげて。
- 実際はコチラ。むしろ現実的な明度に近くて好印象。
何が驚くかってこのゲーム、外国の人が作ってるんだよね。日本発じゃなかったっていう。
- それでもこの渡り廊下とか、陰影の付け方とか。
全ての配置が非常に造詣に深く、懐かしさがそのまま再現されている。
アセットだけでなく、作者のセンスも無いとここまでは出来ないと思う。
- グラウンドもバッチシ。数十年前の学校って万国共通なのかな？
夏を裏付ける要素は無いけど、快晴でリアルでも夏で、夏だと感じるから夏なんだ。
- 机の上の小物や、誰かが口をつけまくった水道の蛇口とかもカンペキ。
誰もいないのは少しシュールだけど、没入感が強まってそれでいいと思おう。
- 食堂の中に入って眺める事も可能。
丁寧とは言い難いけど、しっかり小物が配置されている。
- 足を進めると、体育館の中や用具室、プールも見れる。
これは詐欺スクショでここまでキラキラしてないけど、趣のある情景が待っている。
- これも詐欺だけど、やっぱり再現度がスゴイ。
普段取り上げないタイプを紹介するってことで、その価値を感じてほしい。
この先はアナタの手でプレイしてみてくれ！（お約束）
