ブランドルの魔法使い

借金のカタに家の外装を奪われた魔法研究家の青年「イディオ」は、自身の黒歴史もとい著書のファンだと言う少年「マーク」に誘われ、豪邸に居候することになる。

ふとしたきっかけでマークが指名手配中の『魔王（250歳）』だと知ったイディオだが、彼に魔王と呼べるほどの威圧感はなく、その真実を探りながら魔法の研究によって資金を得ようと行動するのだった。

魔王の屋敷を拠点にして様々なエリアへ行き、モンスターとのバトルや探索を行ってストーリーを進めよう。

バトルはコマンド式かつ速さの順にキャラが個別行動する。

キャラには相棒となる「使い魔」を1体編成でき、自身の攻撃にプラスして追撃や上昇効果（バフ）を発生させることが可能！

条件を満たすと自ターンで連続行動する「リミットバースト」を発動でき、それらのシステムを利用しつつ壮大な物語を体感しよう。

魔法研究家のイディオが、ド級方向音痴の女剣士や植物と同化した少女と出会い、魔王と呼ばれるマークの謎に迫る壮大な物語を楽しめる。

今作もその王道を外さない作りは見事だが、細かいところでバトルのテンポアップが図られていた。

戦闘スピード（最大3倍）や会話の瞬間表示といったお馴染みの設定メニューはもちろん、バトル後のローディングを加速する設定ができ、この2つのバトルメニューを最速にすると体感1秒でバトルが終わる。

キャラの成長度や端末のスペックにもよるが、他のスマホRPGと比べてもこれほどの速さは中々お目にかかれない。

この他にも、エリアごとにエンカウント率を調整できる施設があり、ザコ戦の発生を増やしたり抑えたりが自由にできるのは良かった。

快適に進めるなら序章やチュートリアル終了後に引けるガチャでレアな装備品や使い魔を狙うのがオススメ。

同時に設定メニューで戦闘速度を3倍に、ローディングを高速3～4あたりに調整すればエンカウントしてオートボタンを押すだけで1秒でバトルが終わる（敵が強いともう少しかかる）。

適当な場所でキャラや使い魔のレベルを上げていけばすんなりと進めそうだ。

ちなみに、やりがいを求めるなら難易度設定を変えるといい。