グランヴィリア ～遥かなる異郷～（グラビリ）

偶然か運命か、英雄召喚の「力」を手に入れた元平凡な主人公は、仲間と共に領土奪還へと挑むのであった。

リアルタイムに変化していくタップバトル！

バトルは基本自動進行。タワーディフェンス系にも近く、ゲージが溜まったキャラから任意スキルを発動する。

事前にスワイプでの範囲指定と、魔法陣が収縮するタイミングアクションが必要となり、選択次第で巻き込みや威力が増減。

前衛・中衛・後衛による自由な隊列で攻略！

パーティは6人キャラで編成するが、3×3の9マス内ならフォーメーションに制限無く好きに配置できる。

例えば3-3-0の前衛多めな耐久寄りや、1-2-3で後衛火力特化にしたりと、キャラの特性を活かした自在な戦術が可能。

バトルだけでなくボリューム・クオリティも上々で、王道ゲームや異世界転生ストーリーが好きな人は注目だ！

育成項目も多く、高レアキャラもガチャ入手ではなく地道に素材を集めてのゲットが主ってコンセプトはありがたい。

十数年前を強烈に意識させる世界観がイカス！

個人的に一番惹かれたのはココ。少し野暮ったいデザイン、機械人や獣人族が入り乱れるお約束な設定など。

どこかで見たような雰囲気は安心感のある懐かしさで、無駄にスタイリッシュ方面を目指す昨今の作品とは違いユニークだ。

90年、00年台の冒険アニメや、PS2時代の3Dゲームみたいなコンセプトを求める人は気に入るハズ！

ゲームとしてのクオリティは今基準で満足度高し！

一方中身はちゃんと仕上がっていて、全キャラにボイス付き。どーでもいい鳥やトカゲ兵まで喋るので余計に味がある。

フル3Dでの戦闘はモーションが滑らかで見応えがあるし、カメラ切り替えなど演出にも勢いとノスタルジーがあって好き。

スマホRPGらしい快適な面白さと、今や消え失せた“あの頃”の空気感を同伴させた本作、遊ぶ価値アリだ！

ガチャ20回分ほどの石を貯めれば指定の最高レアキャラ数人を「パッケージ購入」もできるので見定めるべし。

キャラにあった運用法でプレイ効率UP！

「レベル」「装備」「宝珠」。育成項目は3つ備えていて、満遍なく上げてクラスアップを目指したい。

バトル中は、キャラ毎に縮小速度や大きさが異なる魔法陣サークルの見極めが重要。体で覚えよう。

不要なキャラも「合成」で超有能に転生！？

使わない仲間同士を素材にすれば、確率次第で上位レアキャラが手に入ることもある。

強化してからだと確率も上がるが、入手後に即ミキサーも可能なのが嬉しい。PTの充実度に応じて育てた後にするか決めよう。