グロウ・エンパイア：ローマ（Grow Empire: Rome）

「にゃんこ大戦争」をはじめとする一般的なラインディフェンス同様、時間の経過によって貯まったリソースを使って、兵士ユニットを繰り出していく。

ゲームの進行は「WAVE（ウェーブ）」という単位で区切られていて、敵を全滅させればWAVEクリア。

WAVEと次のWAVEの合間に、育成・強化が行えるのだが、その範囲がかなり幅広い…！

敵と戦う兵士ユニットはもちろん、敵を防ぐ防護壁や防護壁の後ろから敵を射るアーチャーユニット、防護壁の背後にそびえ立つアーチャータワー、そして将軍ユニットスキル…などなど、どこからグレードアップさせるのか迷うほど。

育成・強化することで見た目も変わって、赤子の手をひねるように敵を倒せるようになるため、育成しがいがある！

1WAVEが1分足らずで終わるため、即座に育成、即座に強さを確認…とできるのが楽しくてやめ時を見失う…。

グラフィックがちと弱めなのは残念だけど、それ以外は中毒性の高い良作ディフェンスゲームだ！

このモードでは、WAVEとは逆に、プレイヤーが兵士を進撃させ、他国の防護壁を破壊することになる。

防護壁を破壊できれば侵略成功だ！

侵略時には自国の防護壁やアーチャータワーなどといった自国の防衛設備は当然ながら役に立たない。

しかし兵士ユニットの育成状況はWAVE時も侵略時も共通なので、手塩にかけて育てたユニットで、ラインディフェンスならぬラインオフェンスが楽しめるぞ！

見事侵略に成功すれば、その国を支配下に置いて、時間経過にともった収入が獲得できるように。

マップ内に自分の自国領が増えていくのは、支配欲を刺激されてメチャクチャ楽しい！

「モバスト」のような戦略シミュレーションでも同様の楽しさが味わえるものの、圧倒的に強い他プレイヤーの存在に邪魔されることも多い。

その点本作はソロプレイなので、心行くまで支配欲を満たすことができるぞ！

剣を持った兵士は槍兵に強く、槍兵は騎馬兵に強い。そして騎馬兵は剣を持った兵士に強い。

…なので、兵士ユニットを投入する際は、敵ユニットの種類を見て、相性のよいユニットを投入しよう。

とはいえ、実は最初は剣を持った兵士しか選択できない。

WAVEで獲得したお金を使って兵士ユニットをグレードアップしていくと槍兵ユニットが登場するので、まずは槍兵ユニットが登場するまでグレードアップを繰り返そう！