Strange Telephone(ストレンジテレフォン)
HZ3 Software
探索アドベンチャーゲーム
Android:490円
【大幅アップデート】少女が異世界を彷徨うドット絵ADVが超絶進化。操作性や演出が改善され、エンディングも追加。ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
自動生成される悪夢を彷徨うドット絵アドベンチャーがパワーアップ!
『Strange Telephone(ストレンジテレフォン)』は、少女が悪夢を彷徨う2Dドット絵アドベンチャー。
6桁の電話番号によって自動生成される300万近くの異世界の中から、アイテムを探して鍵を見つけ出し、閉じ込められた世界から脱出する。
ドット絵のキャラクターと、奇々怪々でサイケデリックな映像表現が美しく、不気味ながらセンチメンタルという、悪夢のような異世界を見事に描いている。
様々な条件によって変化するエンディングが多数存在し、それによって解除される隠し要素も実装している。
奇妙なドット絵と美少女のグラフィックが大ヒットした異形のADV
電話をかける、アイテムを回す、といった1つ1つのレスポンスが掛け値なしに気持ちよい。センスの塊と言うほかない。
主人公のジルが普通に歩けるようになり、画面の端っこまでいくと隣のワールドにも歩いていけるように。これは前バージョンの不満点をほぼ消滅させたと言っていい。
大幅なアップデートにより、操作性が改善され、アイテムやエンディングが増え、ボリュームは2倍になり、図鑑機能も実装された。
バージョン1.0を購入したユーザーは無料でアップグレード可能
2年前、過去にプレイしたとき自分はこのような感想を書いた。
「いやー傑作だ。ヤバイ。
四の五の言わずダウンロードしてくれ。
責任は俺がとる。
ブラボー。
アメージング!
ダイナマイト!!!」
その気持ちは、平成も終わろうとする2019年1月、
今も、まったく変わらない。
Strange Telephoneの特徴はドット絵で繰り出される奇妙で美しい異世界体験
センチメンタルなドット絵に、ブラウン管のような歪みや悪夢を彷徨うサイケデリックな画面演出が加わり、唯一無二の映像体験をもたらしている。
「ゆめにっき」や「Moon」、あるいは「Mother2」の『ムーンサイド』を思い出すユーザーもいると思う。
わかりやすく言うために、他ゲームを引き合いに出してしまったが、奇妙で、でもどこかしら人懐っこいグラフィックに脳汁でまくる。
そこに確固たるオリジナリティがあるからだ。
何より美少女が可愛い。これは声を大にして言いたい。このキャラだけで優勝だ。
大幅にボリュームアップしたアップデート内容
別物と言っていいほど進化した本作。全11種とエンディングもほぼ倍増し、図鑑機能も実装した。嬉しすぎる。
ドット絵、アニメーション、音楽、すべてに個人開発ならではの作者のこだわりを感じる。是非堪能して欲しい。4年間の執念とも言うべきアップデート。脱帽です。
ゲームの流れ
スタート画面。この扉を開けるのが目的となる。
左の柱から「太陽のランタン」を入手して冒険に出よう。
様々な世界を歩いていると、奇妙な世界の中にはアイテムをくれる住人も。
画面左の「グリッチ」が最大になると問答無用でゲームオーバーになってしまうので、それまでに電話を切って「扉の部屋」に戻るようにしよう。
アイテムを使うときはここで画面をフリックしてリングを回転させていく。
このリングコマンドのようなUIにいたく感動したものです。
時には謎が残る世界も。そういう場合は電話番号をメモしておくようにしよう。
とはいえ、今回は隣の世界に歩けるようになったため、大幅に難易度が低くなったので謎解きも捗ると思う。
ちなみにグリッチで死ぬほか、死神に斬られる、999999にかけて時間切れになるとバッドエンド。
ジルがやられるのは心苦しいけどすべてのエンディング見たくなっちゃう。許しておくれ。やられモーションも美しいわ。
『Strange Telephone(ストレンジテレフォン)』攻略のコツ
ネタバレはしたくないので最小限の基本情報にとどめておく。いろいろな世界を探し当て、歩き回るその過程が一番楽しいからだ。
まずは様々な世界をグリッチしすぎない程度に放浪し、最初の部屋から「太陽のランタン」を入手し、不気味な職人から「無限の如雨露」を貰おう。
青い花に水をあげたら月が出た状態で双眼鏡で窓の外を覗いてみよう。ここから先は君の目で確かめよう。
攻略サイトより自力で解く楽しみを
他のプレーヤーと電話番号をSNS上などで共有することも可能だ。謎が残るワールドの番号はメモしておこう。
しかし、尖った独創性を持ちつつ、高い完成度を誇るインディーゲームを本当に嬉しく思う。様々な隠し要素、オマケ要素もあるので探して見て欲しい。
忘れちゃいそうだけど、ゲームって、こんなに面白くて、自由な発想で、ドキドキするものなんだな。生きていて失いかけそうな情熱を取り戻せました。ありがとう。