MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM(モノトシチュエーション)
Takahiro Abe
ビジュアルノベル・サウンドノベル
超・絶。桁違いのクオリティのアニメ+フルボイス「テキストシネマADV」。かけねなしの力作!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
学園、青春、陰謀…アニメーションで展開されるオープニング。
アニメ+ゲーム+フルボイスの「テキストシネマアドベンチャー」!
『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』(モノトシチュエーション)はフルボイスで展開されるSFミステリー、ノベルアドベンチャー。
世の中に蔓延する不可思議な現象の欺瞞を暴こうと、日々研究を続ける大学生・伴野紘汰。
そんな紘汰の前に、ひとりの少女・琴坂真奈が現れる。
事務的で淡々とした印象とは裏腹に、神秘的な現象の存在を信じて疑わない真奈との出会いが、人間関係の希薄な紘汰の身辺をゆっくりと変えていく――
SF、オカルト、ミステリー、膨大なテキストがフルボイスと秀逸な操作性、演出で展開される。
製作者の覚悟と執念を感じるクオリティだ。
2016年、最後にとんでもないアドベンチャーが出てきたもんだぜ。
MONOTO-SITUATIONの特徴は作り込まれた操作性、演出、そしてSFのストーリー
携帯電話やiPad、「LINE」に似たアプリも存在する近未来のストーリー。
フルボイスだけじゃなく、フリックで様々な動作が可能なスマホに特化した操作性、携帯電話やiPadをいじる現代的な物語や没入感を演出する視点遷移など、様々な試みがどれも素晴らしい。
比較されるのは嫌であろうことをわかって、それでも言うが「シュタインズ・ゲート」や「東のエデン」のような世界観が好きな人には完全にストライクだと思う。
残念なのは物語が加速して面白くなっていく前に無料である第一章が終わってしまうこと。
だが、このレビューを信じて続きを体験して欲しい。
スーパーマリオランの低評価ラッシュでも思ったのだが、僕らは強くなるためや他人に勝つためにじゃなく、素晴らしいゲームにこそ対価を払うべきなのだ。
MONOTO-SITUATIONの序盤攻略のコツ
用語集をコンプリートするのも面白い。ついつい読んでしまう。
序盤から抽象的な独白からはじまり、科学実験からはじまり、読者を放置するかのような展開だが、画面を左フリックすることにより用語集を確認できる。
これにより難解な用語や現代用語も確認できるぞ。
第一章の時点では選択肢はなく、タップしてストーリーが進行していくため攻略のコツというものはない。
オートモードをオンにして立てれば、映画のようにフルボイスかつセリフ多めのストーリーのため物語を手放しで堪能できるぞ。
また、バックログも充実しており、どこからでもロードできる。
このプレイアビリティのよさも非常に魅力的だ。
はやく続きやりたいぜ。
ゲームの流れ
- シリアスかつスタイリッシュなタイトル画面。
- 主人公は実験を繰り返す大学生。
狂気のマッドサイエンティスト、というわけではないらしい。 - 携帯電話やiPadを使った演出が現代的。
主人公がガラケーを使うのには理由がある。 - 憎めない悪友的な存在。
- 現代的なメッセージアプリ、「LIME」。
その他、検索エンジン「Gaggle」も存在するます。 - 突如大学の端末がシステムダウンしてしまう。
- そして、主人公は少女と出会う。
- 謎が謎が呼ぶオープニング。早く続きやりたいよ。