ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ

「ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ」はTVアニメや本作だけのオリジナルストーリーを追体験するアクションRPGだ。

一部のユーザーによるβテストを経て正式サービスが開始された世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」。通称SAOと呼ばれるそのゲームにログインした1万人のユーザーは、ゲームマスターである「茅場晶彦」の策略によって仮想現実に閉じ込められてしまう。

この世界での死は現実世界での死を意味し、自発的なログアウトもできない。

脱出する唯一の方法は、最上部の第100層エリアにいるボスを倒すことだけ。絶望的な状況の中、ゲームをクリアすべくひとりの少年「キリト」と少女「アスナ」が動き出す。

クエストモードはそんな原作の物語を追体験しながら進めてゆき、奥行きのある2Dフィールドで戦うことになる。

基本操作は画面をドラッグして移動、タップで攻撃、長押しでガード状態となり、そのまま敵の攻撃に合わせてフリックを行うと「パリィ」が発動して敵が仰け反る。

攻撃によってゲージを溜めれば必殺スキルを出すこともでき、そうして出現する敵を倒しながら物語を進めよう。

画面タップによる簡単コンボ、左右フリックでステップ、長押しでガード、敵の攻撃に合わせて長押し＋フリックでパリィが発動するなどアクションがとにかく豊富！

格闘ゲームのチーム戦のように、予め編成した3人のキャラを好きなタイミングで切り替えられるスイッチを利用できるのもおもしろい。

縦持ち操作なので慣れは必要だが、プレイヤーの腕を磨くことでゲームを円滑に進められるバトルシステムになっていた。

これら縦画面による多彩なアクション操作やキャラごとに用意されたアビリティボードを開放して能力を上げる成長システム。

クエストから行動力制を廃止した仕様は「白猫プロジェクト」に近く、それを遊んでいればすぐに馴染める。

物語についても随所にアドベンチャーパートやアニメのカットインが挿入されるため、原作やアニメを見ていなくても楽しむことができた。

チュートリアル中に一回、終了後に各種ボーナスを受け取ると一回レアガチャを引けるので、そこでメインパーティを揃える。

プレイヤーレベルが低いうちはコスト制限がキツく、1～2人程度しかレアキャラを編成できないので注意しよう。

序盤はそんな制限を緩和すべくプレイヤーレベルを上げることに集中し、なるべく先のクエストに挑んで初回クリア報酬の課金通貨を得ておく。

デイリーミッションの達成でも課金通貨を得られるので毎日こなせば強力なキャラを手に入れられるはずだ。