音無の井戸 ～33の願い事～

昭和64年8月。
少年はとある村の山奥で、ある不思議な”井戸”を見つけた。


少年の願いを何でもかなえてあげると言う井戸。
ただし、願いをかなえる代わりに「指定された物」をもってこなければならない。

願い事によって、物語の流れが変わっていき、エンディングは3種類に分岐する。

放置収集アドベンチャーに分岐や謎解きといった要素をミックスした、ボリュームのあるアドベンチャーとなっている。

BGMやグラフィックもよく、ストーリーにのめり込ませる演出も流石だ。

後半はちょっと作業感が漂うが、ボリュームのあるステージや分岐する展開はノベルゲームぽく、この類のゲームの中では非常にクオリティが高い。

アイテムは収集後、時間を置くか砂時計を連打することで時間を短縮することができる。

待ち時間、他のゲームをやるなどして中断してもいいが、すべての怪奇現象をコンプリートする場合、アイテムの収集時に発生するためそれも許されない。結構心臓に悪いので気をつけよう笑。

すべての場所にはたまに村人らしきシルエットが登場する。彼らのメッセージにはこの村の重要な秘密が隠されているらしい。注意深くステージを観察しよう。