Vector 2

初期装備やレベル（難易度）が違うプロトコル（モード）を選んで難関ステージに挑戦しよう。

操作は自動で前進する黒いシルエットのキャラを操り、画面上にスワイプしてジャンプ、下にスワイプしてスライディングを行う。

ステージ上にはレーザーや地雷といった様々なトラップが設置されており、アーマーやグリーブなどの装備品によってダメージを一定数無効化できる。

道中で得られる青い結晶型の通貨を使えば、レベルが変わるときのインターミッションで装備の耐久値の回復が可能。

耐久値が無くなり、裸の状態でトラップに引っかかるとゲームオーバーだ。

このとき青い通貨が黄色い通貨に変換され、それを使って新たな装備品のスキル、トリックを購入してより難易度の高いステージに挑戦しよう。

本作ではゲームオーバーになるたびに先人の記憶や経験を引き継いだクローンが作られ、その経験によって装備のアップグレードや新たなトリックを閃くSF的な世界観になっている。

追われる緊張感は無くなったものの初期装備やレベルの違うモードを選択でき、装備品やトリックの種類も増えている。

とくに、ジャンプやトリック系のアクションの種類が豊富かつ、個々に細かいアニメーションが収録されていて見ているだけでも楽しめる。

ただ、前作のシンプルな構成とは違い、モードの開放条件やルールが分かりにくい。

自動生成されるステージのトラップ配置についても、明らかにダメージを受ける配置になっていることが、しばしばあるのは残念だ。

序盤のミッションはステージを一定数周回するなど簡単に達成できるので、報酬の獲得や新たなプロトコルを開放するといい。

アクション面では分かれ道の前に各ルートの障害物が表示されているため、逃さずチェックして楽なルートを選ぶ。

また、ステージを進むと青い結晶型の通貨を得られるが、ゲームオーバー時に黄色い通貨に変換され、永続的に使えるトリックや装備品のスキルを買えるので残しておこう。