東京ダンジョンRPG　ひめローグっ！

モテたい、女の子といちゃいちゃしたいという願望をこじらせた主人公が出会ったのは、古今東西の伝説の武器が擬人化した「武姫」という女の子たちだった。

主人公は彼女たちと共にアキハバラを発展させ、お宝が眠る幾多のダンジョンを攻略することになる。

基本操作はタップで行い、画面右上にあるミニマップを確認しながら入る度に構造が変わる自動生成ダンジョンを進む。

自身が一歩動くと敵も一歩動くターン制であり、ナナメ方向への移動も可能。

主人公は助っ人をふくめて5つの武姫をダンジョンに持ち込むことができ、剣や槍、銃や弓など射程や付与されているスキルが違う物を切り替えながら敵と戦う。

フロア内には資金や回復アイテム、一時強化アイテム、街づくりパートで必要になる資材、新たな武姫が落ちていて、それらを拾いながらどこかにある脱出ポットにたどりつけばステージクリアだ。

武姫は強化合成や「手入れ」を行ってステータスを鍛えながら好感度を上げ、資材を使って街づくりを行いながらゲームを進めていこう。

なかでも、空腹値がない、装備する武姫によって最初から強化された状態で探索をはじめられるため、既存のダンジョンRPGと比べて難易度が易しく、初心者でも遊びやすい。

武姫の育成システムも変わっていて、武姫は個々に能力補正やリーダースキル、アクティブスキルに違いがあり、アクセサリーという特殊アイテムを装備できる。

さらに、耐久値と好感度システムが搭載されており、装備してダンジョンをクリアすると好感度が上がり、耐久値が下がる。

耐久値は手入れを行い、時間を経過させれば回復するのだが、この時にも好感度がアップしてお触りイベントが発生するようだ。

また、街づくりパートが設けられていて、建物の設置やアップグレードを行うと武姫の能力が上がり、手入れの待ち時間が減少するなどの効果がある。

序盤はこれらの複雑なシステムの流れを把握しにくく、ダンジョンも簡単すぎるので面白味に欠けるが、先に進めるほどおもしろくなるゲームになっていた。

手入れをすると耐久力が回復して好感度がアップし、その分待ち時間が必要になるため、一度ゲームを中断する必要があるのだが。

1.低ランクの武姫を装備してダンジョン探索を行う
2.耐久力が減ったものを外して合成素材に
3.探索で獲得した武姫を装備して再びダンジョンへ

という無限探索が行える。

とくに、強化素材用の星3～4武姫はレベルが上がらないものの初期ステータスがそれなりに高く、曜日ダンジョンを1回クリアすると3体は手に入る。

耐久値も高めに設定されていて頻繁に手に入るうえ、売却すれば序盤にしては大量の資金が手に入るという代物になっている。

この特性を利用し、曜日ダンジョンの初級を探索→武姫を入手して装備、合成、売却→曜日ダンジョンをループするのが、育成面ではかなり効果的だ。

同時に街づくりパートで建物の設置、もしくはアップグレードをしておけば待ち時間を感じずにゲームを進められる。