B10 Memories Never Last

プレイヤーは過去に王国の危機を救った「不死の英雄」となり、不治の病に侵された愛娘を生かすために精霊が棲むとされる地底湖ダンジョンに挑む。

探索は基本オートで進み、リアルタイムで現れる敵と戦いながら目的の階層を目指す。

敵を倒すと能力補正が付与された装備品をドロップでき、プレイヤーは進行スピードの調整や脱出のタイミングを見計らうことで英雄をサポートしよう。

各階層の最奥にはボスモンスターが待ち受けており、それを倒すか逆に全滅すると拠点に戻される。

拠点では装備品の付け替え、能力補正を引き継ぐ「合成」、一部の能力補正を「抽出」するなどして主人公を鍛える。

また、各階層に初到達することでストーリーが進み、獲得したスキルポイントを好きなルートで開放していくことが可能だ。

そうして、ダンジョンと拠点を行き来し、装備品の厳選やスキルの習得を行いながら娘を救う手立てを探そう。

バトルは基本オートながら到達階層を設定し、進行スピードや戦闘速度を調整して敵の出現数や探索時間を調整する独自のシステムが採用されている。

装備品を厳選したら後は手放しで気軽に遊べるのが魅力のひとつだ。

装備品についても様々な能力補正が付与されていて、それを合成・抽出することでオリジナルの装備品を作成・装備する楽しみがある。

プレイヤーキャラにもスキルツリーが用意されており、装備品と合わせて自由度の高いキャラ育成が行えるようだ。

また、今作から物悲しいストーリーが導入されていて、階層数は少なくなったが程良いボリューム感とやりこみ要素を感じるハクスラRPGに仕上がっていた。

物理攻撃でガンガン攻めるなら攻撃力アップや通常攻撃時に状態異常を与える装備品を選び、スキルもそれに合わせる。

魔法を駆使するならスペルが使える杖系の武器、スペルの属性を追加する能力補正やスキルを選ぶ。

助っ人を召喚する「ミニオン」を主体にするならミニオンが使える武器、それを強化する能力補正やスキルを優先するといい。

また、どのパターンでも敵からのダメージを一定量カットする「ガード」、HPを回復する「ヒール」系の行動は必要になるので、攻撃と防御のバランスを考えてキャラを鍛えよう。