Frantic Architect

画面をタップすると、キューブの面が光っている方向に新しいキューブが生まれる！　これを繰り返して建造物を作るのだ。

変な方向にばかりキューブを生み出しているとバランスが崩れ、ひっくり返ってしまう…。ひっくり返ればもちろん、ゲームオーバーだ。

逆にいえばバランスがとれていればどんな建造物でも作ることができる！　これが本作の面白い点。

どこまでも天高く伸びるタワーを作るもよし、他人が見たら「何それ？」と思うレベルのヘンテコな建造物を作るもよし！　

カジュアルゲームにもかかわらず、「マインクラフト」のようなクリエイティブさを楽しめるのが素晴らしい！

というのも、キューブのどの面が光るかは完全にランダム！　予想ができないのでタップのタイミングをミスしやすく、思いもよらない方向にキューブが生まれてしまうのだ。

結果、作っている本人が「おいおいコレ何だよ…」と苦笑せずにはいられない、イカれた建造物が出来上がってしまうコト多し。

そもそも本作、アプリ起動後に表示される日本語タイトルが「狂った建築家」！　

「AppleやGoogleの審査なんてナンボのもんじゃい！」という開発者のパンクな姿勢を感じ、畏敬の念を感じずにはいられないタイトルだが、ゲーム性を非常によく示したタイトルだといえる。

プレイヤー諸氏におかれては、プレイする際に「建築基準法なんてナンボのもんじゃい！」くらいのノリで、イカれた建造物づくりを楽しむのが、本作の正しい楽しみ方だ！

そして、なるべく笑えるイカれた建造物を作るというのが本作の真の楽しみ方。

ただいずれにせよ、バランスが崩れてゲームオーバーになってしまっては元も子もない！

バランスを崩さないためには、焦って上へ上へキューブを生んでいくのではなく、まずは横方向にキューブを生んで足場をしっかり固めることがポイント！　本作は幸いなことにタイムリミットがないので、キューブを生みたい面が光るまで、じっくりと待って画面をタップしよう。

リアルでも本作でも、足場をいい加減に作っちゃうと建造物が傾くってことだ！