サラリーマン忍者

アイコンがまるでファミコンソフトのパッケージのような見た目から判るように、作者のこだわりが感じられる内容だ。

音楽もシンプルな旋律で心躍らせるピコピコサウンド、アニメーションのコマ数も少ないながら印象的な動きで魅力的なキャラ達、どれもが計算し尽くされた演出なのだろう。


上下左右の移動キーと、ABふたつのボタンだけで操作ができ、様々な必殺技が放てるというこれまたファミコンらしい操作となっているんだ。

難易度も当時のままとなっており、ちょっと触っただけでは太刀打ちできないが、何度もプレイしているうちにコツがつかめ、「そうそうこんな難しさだった」と思い出して懐かしくなったぞ。

必殺技のコマンドがあり、最初にチュートリアルもあるし、巻物を見ればゲーム中にいつでも確認ができるよ。

少ないボタンの組み合わせで派手な必殺技を放て、そして敵も上手にそれをガードしてくるから、熱い闘いが繰り広げられるのは必至だ。

最初のステージのボスに何度もやられてしまい、くじけそうになったけど5回目でやっと倒せた時は喜びで舞い上がりそうになったよ。

コツさえつかめば先への道が開けるというバランス設定に、舌を巻いてしまったね。当時は攻略不能のものも多かったから（笑）

下を押すとガードするので、ダメージを抑えていくのも必要だ。

敵は攻撃の合間に隙が出来るので、キックや必殺技でその瞬間を突いていこう。

敵が近づいて来たら離れ、遠方攻撃で微ダメージを与えつつ、敵の隙ができたら近づいて相手の体勢を崩しつつ大必殺技を放つ。

こういう戦法で最初のステージのボスを倒す事ができたよ。