ディフェンスオーブフォーチュン2 AD

難易度を選択してセーブデータを作成したら開発、輸送、戦争メニューをそれぞれ進めていく。

開発では拠点にある8つの枠に施設を置き、ターンを経過させて資金やエーテルを稼いだり、兵舎を建てて兵士たちのレベルアップを図る。

拠点の城壁にアーチャーを配置するなど防衛施設を整えるのもこのメニューで行う。

輸送では拠点で生産したエーテルを他の拠点に運ぶことができ、最前線にエーテルを運んで準備を整えたら「戦争」を選ぼう。

戦争メニューはエーテルを消費してあらかじめ設定しておいたフォーメーションの部隊を生産し、敵の拠点を攻める。敵部隊やその防衛隊を倒し、拠点のライフを0にすれば勝利となる。

隣接している敵拠点から攻められる防衛戦もあり、各地で戦闘を行い、資金やエーテルをさらに稼いで大陸の制覇を目指そう。

とくに、戦争における攻城戦と防衛戦の扱いがおもしろく「攻城戦」では大量のエーテルを消費して敵部隊や拠点を落とす。

逆に「防衛戦」ではアーチャーなどで固めた防衛部隊を使い、敵部隊を返り討ちにするのだが、攻城戦が難しく防衛戦の方が立ち回りやすいリアリティのあるバランスになっている。

各戦闘で出撃させる歩兵や弓兵などユニットの種類も豊富に揃っていて、各ユニットを配置した自由度のあるフォーメーション（部隊）を組めるのも魅力的だ。

行動を間違えるとすぐに攻め落とされてしまうシビアなゲームであり、バトルのテンポも悪いのだが、無料でがっつり遊ぶことができる戦略ゲームになっていた。

ゲームをはじめたら各拠点の特性を調べ、レベルアップボーナスが付くものを優先して建てる。

序盤は特に資源を確保したいので、毎ターン資金を稼げる「市場」とエーテルを補充できる「エーテル収集研究所」を設置するのがオススメ。味方拠点に囲まれた、敵に攻撃されない拠点にこういった施設を集中させる。

次に敵から攻撃される拠点の城壁に複数のアーチャーを配置する。

本作では施設で資金を稼ぐより、敵に拠点をあえて攻めさせ、防衛戦によって大量の資金を得るほうが効率が良い。

そうしてターンを消化し、エーテルを溜め込んで前線の拠点に運送する。

敵を攻めるときは防衛戦で撃退した拠点を狙い、最初にアーチャーを出撃させて敵城壁にいるアーチャーを撃退→ファイター系で城壁を攻撃するといい。

攻城戦の方が大量のエーテルを消費するので、しっかりと準備しよう。