ヴァリアントナイツ

プレイヤーはラスタリア王国騎士の少年「アルス」となり、ラスタリア国の王女である「シエル」ら仲間と共に、過去に滅んだとされる闇の勢力にまつわる壮大な物語に巻き込まれていく。

クエストや協力プレイで発生するバトルはリアルタイムで進行し、キャラは自動で攻撃を行う。

アイコンを上下左右にフリックすると装備している武器に応じたスキルを使用でき、バトルを継続させるとキャラ固有の「アルテマブレイク」という必殺技も放てる。

このアルテマブレイクは他のキャラと連続発動させることで威力が増し、カットインなど迫力のバトル演出を楽しめるようだ。

キャラはバトルで経験値を得る、あるいは特殊な強化アイテムを使って成長させる。

武器についても強化合成によって鍛えることができ、キャラと武器を鍛えながら仲間とともに多彩なクエストに挑んでいくのが本作の目的だ。

敵やキャラが常に動き、喋りまくる！ 躍動感のあるバトルが良いね。

バトルは演出もさることながら、キャラに依存する必殺技のアルテマブレイクと武器に依存する各種スキルをうまく組み合わせてパーティを編成し、状況に合わせてスキルと必殺技を使い分ける戦略性がある。

最大4人で参加できる協力プレイモードも用意されており、チャット機能の他にスタンプを使えるため、仲間とスムーズなコミュニケーションがとれる。

これらの通常・協力クエストには行動力の縛りがなく、時間の許す限り遊べるようになっているのは良かった。

ただ、気になったのはバトル中の挙動だ。

通常クエストでは重さは感じないものの端末が発熱し、協力プレイクエストでは発熱にプラスして敵とキャラの動きが鈍くなる。

アルテマブレイクを連携させると顕著に動きが悪くなり、バトル後にそれを直すためにキャッシュを削除する→再起動時に長いローディングを強いられるという悪循環が発生していた。

Wi-Fiかつオクタコア端末という環境なのだが、このあたりの挙動は改善してもらいたいと感じた。

序盤の通常クエストの難易度はそれほど高くないが、協力プレイクエストは中級以上から難易度が一気に上がるのでそれまでの初級1～3に挑戦するといい。

クエストやミッションをクリアすると課金通貨を獲得でき、それはキャラガチャで使ってパーティを整える。

武器はゲーム内通貨で引ける武器ガチャを利用して入手し、各キャラごとに2枠あるスロットに装備させておくとバトル中に使えるスキルが増えるのでオススメだ。

武器ガチャでは星3以上の装備品も手に入るため、序盤のゲーム進行で獲得できる課金通貨はすべてキャラガチャに回した方がいいだろう。