コエスタ

明るく素直な前向き少女「天音すばる」（CV：佐倉薫）。

気持ちの上下が激しいツンデレ気味の「姫宮夏日」（CV：橋本ちなみ）。

おっとりのんびりマイペースな「織川琴美」（CV：小澤亜季）。

新人マネージャーとなったプレイヤーは彼女たちをデビューに導き、スターに磨き上げていく。

ゲームは3つのメニューに分かれていて「オーディション」や「おしごと」でファン（経験値）を集め、キャラのレベルを上げると個別の「ストーリー」が開放される。

オーディションではライバルと1対1のセリフカードバトルが行われ、毎ターン追加されるコスト値に合わせて手札からセリフカードを出す。

カードには感性・声・表現の3つの属性があり、欲や勇といった7種類の感情が設定されている。

属性には相関関係があり、特定の順番でカードを出すとチェインが繋がってスコアがアップする他、カードのスキルによって対応する感情のカードの効果が上がる。

そうして相手と交互にカードを出し合ってターンを進め、最終スコアが上回っていれば勝ちとなる仕組みだ。

キャラクターデザインは黒星紅白氏であり、筆者含むサモンナイトシリーズのファンにはたまらないスタッフが集結している。

3Dで描かれた女の子はストーリーやバトル中に関わらず活き活きと動き、フルボイスで喋り、衣装の着せ替えも可能。タッチでコミュニケーションをとったり信頼度を上げて仲良くなったりすることもできる。

見た目プラス個人的な声優補正で織川琴美を選んだが、胸揺れまで再現されているのはすばらしいと思った。

相手とセリフカードを出し合ってスコア（演技力）を競うカードバトルも斬新でおもしろく、こちらもフルボイスかつ多彩な動きを見せてくれる。

さらに、課金せずにゲームを進めるだけで彼女たち3人を同時にプロデュースでき、キャラごとに全13話のメインストーリーと日常を描いたサブストーリーを楽しめる。

キャラ萌え要素、ボリューム感ともに大満足の育成RPGだ。

オーディションでは画面中央にある属性表を見ながらチェインを繋げるとスコアが上がりやすく、稀に審査員から要望が出されるのでそれに対応するカードを出すと様々なボーナスを得られる。

おしごとは時間経過によってキャラのステータスアップや資金、経験値を得るメニューだが、プロデューサーとして「指示」を出すことでオーディションバトルに発展する。

このバトルではチェインやスコアを考えず審査員の要望に答えることに集中すると、おしごとの終了時間が短縮されて結果も良くなるようだ。

集めた資金は通常ガチャで使用し、セリフカードの種類を増やしたり同一カードを手に入れて自動強化したりしよう。