アングリーバード２

コラボレーションや派生シリーズは多数リリースされているが、純粋な続編はこれが初だ。

操作は今までのアングリーバードと同じ、パチンコで鳥を引っ張って、発射し、ステージ上のブタを全て撃破するだけ。

その中で、各レベルごとに複数のステージが設けられていたり、新しい鳥が登場したり、魔法という要素があったりと、確実な進化を見せている。

特筆すべきはビジュアル面で、深みや細かさなどはこれまでのシリーズとは一線を画すレベルでクオリティが上がっているぞ。

基本的なゲームシステムはシリーズを踏襲しつつ、改善や追加機能などにより正当進化を遂げた本作、初めてプレイする人はもちろん、昔からのアングリーバードファンも間違いなく楽しめるだろう。

それから続々と派生シリーズが登場したが、グラフィックはどれもイラストチックなものだった。

しかし本作では、それに慣れたプレイヤーなら驚くほどグラフィックが向上している。

ステージの立体感やオブジェクトの繊細さもさることながら、爆発などの演出のリアリティもかなりよく、Rovioの本気を感じるぞ。

倒したブタや爆風で飛んだブロックなどが画面に向かって飛んでくるようになったのも、2Dゲームの野暮ったさがなくていい感じだ。

しばらくアングリーバードから離れてしまった人にも是非体験していただきたい。

例えば、金のアヒルは上からたくさんアヒルが降ってきたり、ブリザードは全てのブロックを氷に変えてくれたりといった具合だ。

金のアヒルは直接ダメージを与えることができるし、ブリザードは氷が得意なブルースとの相性がいいなど、この魔法を上手く使うことでステージ攻略がかなりスムーズになるぞ。

しかし、ボスレベルでは魔法が使えないので自分の実力だけで挑むことになる。