LINE ゲットリッチ

最近、テレビのCMで某大統領未亡人が「この私が破産ーっ！？」と絶叫しているあのゲームだ。

サイコロを振り、世界に見立てた四角いマップをすごろく形式で巡回しながら、ライバルよりお金持ちになっていくのだが、地味ゲーと侮ってはいけない。

本作にはマーブルと呼ばれるゲーム内通貨が設定されており、ライバルはあの手この手で自分の資金を奪いにかかってくるのだ。

そして、破産してしまえば、当然、負けである。
正月早々、とてもシビアなゲームだ。

ボード上でライバルに負けずに資金の奪い合いを繰り返し、お金持ちを目指そう。

しかも、ライバルがそこに止まるたびに通行料をがっぽり徴収できるのだ。

それがまた、非常に気持ち良い。

ただ、おいしい話に聞こえるかもしれないが油断してはいけない。

プレイヤーの買収額より倍のマーブルをライバルが支払った場合、その所有権は彼ないし彼女に移ってしまうのである。その逆もまた、しかり。

資産を増やすつもりで破産しては意味がない。

残りのマーブルをしっかり確認し、戦術を練りながら、各都市の買収を進めてゆこう。

特に本作、LINEゲットリッチにおいてはボヤボヤしていたら、アッという間に破産に追い込まれてしまうだろう。

勝つためのただ一つの方法、それはやられる前にやれ、だ。

例えば…同一の都市内の物件を3つ以上買収することによってランドマークというより、高い通行料を徴収できる物件を建設することができるし、チャンスカードによってライバルの所有する資産の価値を下げたりすることもできる。

ただし、全ては先手必勝である。

血も涙もない鬼となってライバルからマーブルをかっ剥ぐのだ！