僕らの夏と宝物

普通のノベルゲームと同じように選択肢分岐によるマルチエンディングがあり、さらに謎解きを解決しなければ先へ進めないところが特徴だ。

郷土歴史文化研究部の部室を整理していた主人公「葉山渡」が部の隠し財産について書かれたノートを見つけるところから物語が始まる。

ノートの謎やヒントを紐解く内に、文芸部部長の蔵原のどかやロックに情熱を燃やすクラスメイトの小暮一志も仲間に加わっていく。

夏休み前、様々な悩みや想いを胸に中学最後の宝探しがスタートする。

ヒロインとの行動には選択肢が現れ、その選択でセリフや立ち絵の表情などの差分が楽しめる。

もちろん、否定的な選択肢を選んでも軸のストーリーには影響しないので、深く考えて選ぶことはしなくてOK。

ホーム画面では選択肢ごとにコンティニューすることで選び直しもできるので、何周も最初からストーリーを見るような苦労がないのもポイントだ。

ちなみに物語は前半までが無料で後半が課金で読むことができるようになっている。

ただし、課金以外でも特定アプリをダウンロードして溜めたスタンプを使えば無料で読むことができるぞ。

それぞれの謎解きの解法は後半へ向かうにつれて難易度が上昇する仕組みだ。

例えば最初はクロスワードのように言葉を入れ替えるだけのものだが、次からは日本語だけだと解けなかったり、計算式を当てはめて言葉を導き出したりと様々である。

コツとしてはメモを使いながらローマ字に崩したり、逆さ読みや入れ替えをしたりと色々な方向から観察すること。

それでも解けないよって人はヒントを読んでみよう。

ヒントを見てもわからない！って時には奥の手！

「諦める」を選択すると物語はマルチエンドを迎えるが、問題の解説をしてくれるコーナーが見れるので完全に手詰まりのときは使ってしまおう！