Sweet Hazard

真っ暗な街のど真ん中に、ヘリコプターからパラシュートで落とされる、ひとりの女性。

あてもなくうろつくと、街全体が廃墟になったかのような荒廃した雰囲気と、うごめくゾンビどもの気配がビッシビシと感じられます。

彼女が持っているのは、サバイバルナイフとハンドガン、そして少しの弾薬だけ。

この限られた武器で、一体でも多くのゾンビどもを撃退しつつ、一秒でも長く生き延びるのが、彼女に与えられた使命です。

こんなシチュエーションに彼女を放り込んだトンチキ野郎とは？

そして、彼女自身の正体は？

……実は、AppStoreにちょっとだけネタバレが載っちゃってるので、それは見ないで始めることを強くオススメします！

死ぬね、このゲーム。

ナイフは貧弱だわ、ハンドガンは弾がちょろっとしかないわ。

弾はときどきゾンビが落とすけど、ほんとうにランダムらしくて、続けて出ることもあるけど、全く出ないことのほうが多いし。

ただ、ヒットポイントだけは、逃げ続けることで回復していく。

ステージは「田」の字のような構造なので、曲がり角をうまく使って「ゾンビ・トレイン」を作り、回復しては先頭のゾンビを何匹かやっつける、みたいなパターンが作れるようになる。

それで「よし、あたし、これでもうちょっと生き延びられる！」なんて気づいたあたりで、巨大な鬼みたいなゾンビが突進してくるの。

「もう絶望しかねぇ」…と思ったあたりで、資金もたまって武器がアップグレードできるようになったりして、だんだん面白くなってくるの。

なかなかニクい作りなんですよ。

ある程度までゾンビを引きつけると、相手が攻撃態勢に入り、ちょっとだけ早足で向かってくるので、これを移動でかわす。

攻撃に失敗したゾンビは逆に動きが遅くなるので、ここを一撃。

もちろん一発では死んでくれないので、何度も繰り返しましょう。

紫のゾンビは一番のザコ。

緑のゾンビはそれよりちょっとだけHPが多い。

赤いのは、足が早い上にジグザグに追いかけてくるので、ハンドガンでは狙いづらい。

でっかいヤツは、ためモーションに入ったのちにまっすぐ突っ込んでくるので、それさえ避けちゃえば殴ってよし。

武器の強化は毎回拾えるお金だけでは追いつかないので、ミッション一覧を見て、カンタンそうなやつから目標を絞ってクリアしていきましょう。

ナイフとハンドガンの強化はマシンガンを買ってから！

そのうち彼女の正体がわかるはず。

そしてビビるの。

「えっ、このゲームにストーリーなんかあったんだ!?」ってね。