ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
口に入って人間に寄生。リアルに考えたら非常にグロイ絵である。
スライムは本当は恐ろしい!?強さよりも戦術が求められるRPG
人間によって虐げられてきたスライムは、ある日人間の体に入ることでその人間をのっとることができることに気が付いた。
「持たざる者」であったスライムはその日から人間に反旗を翻すことになる。
・・・今でこそ雑魚の代名詞であるスライムだが、少し前のコンピュータゲーム時代、あるいはテーブルトークRPGに置いてスライムはかなり恐ろしく、厄介な存在だった。
迷宮の天井に潜んで冒険者に奇襲し、剣の効かない体を持ち、その酸で冒険者の装備や体を溶かしてしまう・・・
そんな性質の悪いモンスターの立ち位置をかわいらしい絵柄とポジションで逆転させてしまった「ドラゴンクエスト」の影響は計り知れない。
このゲームに登場するスライムたちは、そんな初期のスライムの性質の悪さを、ある意味で受け継いでいるのかもしれない。
のっとる前提の戦闘バランスが特徴
君にその手を汚せというのだ。
自分よりはるかに強い6体の人間相手にスライム3体で戦わなければいけないこともしょっちゅうある。普通のRPGでは当たり前のようにやっていたことだが、逆になって初めてわかるこの理不尽さ。
どうにか相手をのっとって3対3に持ち込もう。つまり、このゲームは敵をのっとることが大前提なのだ。
すべての人間を倒すか乗っ取るかすれば戦闘に勝利となる。のっとった人間は次の戦闘に持ち越すことはできない。のっとられていた彼らの末路がどうなったのかは知る由もない。
敵ユニットは仲間がのっとられたとみるや躊躇せずにかつての仲間に切りかかってくる。のっとった初めのターンは動けないので敵陣の真ん中ではのっとらない方がいいだろう。
人間は、のっとってくださいと言わんばかりに愚直にこっちに突っ込んでくるユニットと、自分の攻撃可能範囲に入らない限り動こうとしないユニットがいる。
無理に敵に近づこうとせずに、敵がやってくるのをじっくり待ってからの方がのっとった後も行動しやすい。
レベルよりも乗っ取る相手とタイミングが重要
すぐ近くに敵がいるのに高い所から動こうとしない厄介なユニット。持久戦で戦おう。
しかしながらいくらレベル差があっても、のっとることさえできれば相手のステータスをそのまま利用することができる。そこから先のスライムのレベルはほとんど関係ないのだ。
とはいえ圧倒的な差が無くなったといってもあくまで互角+αでしかない。そこから先はプレイヤーの戦略しだいだ。
戦略のカギを握るポイントは属性と高さである。
ユニットがそれぞれ持つ属性は炎→草→水→炎の三竦みになっており、すべての相手の弱点を突けるように3属性それぞれをのっとっておきたい。
スライムと同じ属性の人間をのっとると能力値に若干の+αが入るので、できることならスライムも3属性バラけて出撃させよう。
ユニットが高い所から攻撃すると高さの分だけダメージが増加する。一定以上の高低差があると反撃を受けることなく一方的に攻撃することができる。
このゲームはいくらコンテニューしても特にデメリットはない。レベルを上げて攻略するのではなく、何度も挑戦して自分なりの戦術を見つけて戦っていくことこそがこのゲームの最大の特徴なのだ。
ゲームの流れ
- この世界でもスライムは完全に見下されている。しかし、のっとりの能力を得た今、スライムと人間は利用する者される者の関係となったのだ。
- ボスユニットは1%の確率でのっとることができる。気の遠くなるほど低い確率だがゼロではない。リセットを繰り返してワープスライムで初手乗っ取りを狙うのもいいかもしれない。
- いちどクリアしたステージではチャレンジモードを選ぶことができる。通常よりはるかに難易度が高いが、立ち回り次第では攻略可能。
- チャレンジモードで油断すると瞬殺される。敵の間合いをよくはかって、慎重に進めよう。
- スライムには、相手の動きを止めるもの、動きが素早いモノ、攻撃されると分裂する者など多数の種類がいるが、例外なく全部キモイ外見をしている。