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キミだけのタウン誌をつくろう。
タウン誌を発行して町を発展させよう
「ふれあい出版局」は小さな町の編集社となり、タウン誌を発刊していくシミュレーションゲームだ。
商店街や広場などの取材場所。
お祭りやスキーといったテーマ。
学生や子供等のターゲットを企画会議で決めて作業開始!
自社の編集やライターを取材に向かわせたり、彼らに記事を書かせたりして紙面を制作し、校正をして印刷にまわす。
発行された雑誌の売上、そこに掲載した広告記事の料金を集めて社員の雇用や教育を推進し、よりおもしろく町の住民に愛されるタウン誌をつくろう。
この他にも、新たなテーマや取材場所を獲得する「探検」、町の発展に力を貸す「議会」などタウン誌の売上を向上させる様々なシステムが搭載されている。
リアリティのあるシステムが一番の特徴
テーマや切り口を決めて特集を組もう。
雑誌を発行するまでの流れがとにかくリアル!
企画会議、取材、ライティング、校正、印刷といったかたちで進めるのだが、実際の工程をうまくゲームに再現している。
その号のテーマと広告記事を載せるスポンサー企業との相性を考える、資金が足りなくなったら銀行から融資を受けるなど制作面だけでなく、営業や企業としての仕事まで再現しているのは素直にすごい。
過去のカイロソフトさんのお仕事作品と比べても、本作に一番リアリティを感じた。
その反面、チュートリアルやヘルプの説明が不十分で各パートで何をすればいいのか、うまく設定するとどんな結果が得られるのかが分かりづらい。
カイロソフトさんのファンなら今までの経験でなんとかなるが、初見のプレイヤーに優しくないゲームだろう。
ふれあい出版局の序盤攻略のコツ
議会に出て街づくりの方針を決めるメニューもある。
雑誌制作の一連の流れをこなしつつ「探検」を行わせるのがポイント。
探検で新しい取材場所やテーマを手に入れ、その中からウケそうな組み合わせを模索しよう。
また、雑誌の売上は社員の教育や雇用にあてるといいだろう。
社員の能力をアップさせておけばタウン誌の売上も比例して上がり、探検においても新たな場所やテーマが見つかりやすくなる。
今作はとくに初期メンバーを教育することで終盤まで使えるスゴ腕社員に育てられるので、彼らの育成進度がそのままゲームの進行に繋がるはずだ。
ゲームの流れ
- 町の名前と雑誌名を決めてスタート。チュートリアルにそって創刊号を企画していこう。
- 場所、テーマ、ターゲットを選択して企画会議を開始。個々に設定された人気や各項目同士の相性で決めよう。
- そこから時間を経過させると取材とライターの担当を選択する。
こちらも必要能力に合わせてチョイスし、その後校正作業で知識ポイントを得て雑誌が完成する。 - 雑誌を発行したら次の雑誌を作る前に「探検」を行おう。新たなテーマや切り口が発見できる。
- 雑誌を発行してしばらくするとその売上と広告料が入ってくる。それを使って新たな人材の雇用や教育、チラシを発行するなどしていこう。