モンハン 大狩猟クエスト

その「モンハン」をカードゲーム化したのがモンハン 大狩猟クエストだ。

舞台となるのは「カルドピア」という王国。

この王国にモンスターカードとハンターカードが溢れ、そのせいで世界が侵食されだしたから、ハンターカードによってモンスターカードをハントしていこうというのが世界観。

ゲームシステム的には、クエストを繰り返してカードを集めてデッキを組み、バトルに勝利することを目指すカードバトル型のゲーム。

だがエリアを移動しながら徐々に討伐対象にダメージを与え、追い詰めていく要素があり、これが「狩り」の感覚を生み出し、確かに「モンハン」であることを感じさせてくれる。

また「モンハン」といえば“マルチプレイの楽しさ”というのがポイントだが、モンハン 大狩猟クエストは5ギルド対抗戦や1ギルド対1ギルドの対人戦など複数のギルド戦を用意することで、マルチプレイの楽しさを提供している。

この「狩る」要素こそが、ただ単に敵を「倒す」だけのゲームと「モンハン」との違いといえるだろう。

モンハン 大狩猟クエストの特徴もこの「狩る」要素。

「狩る」要素を支えているのが、多種多様な属性・状態異常といった要素と、エリアを移動する討伐対象だ。

モンスターの弱点となる属性を持ったハンターでデッキを構成し、状態異常スキルを駆使してモンスターを弱らせる。

そして、エリアを移動する討伐対象に繰り返し戦闘を挑み、徐々にヒットポイントを削っていく。

まさに、敵を徐々に弱らせ、追い詰める感覚……モンスターを「狩る」感覚だ。

ただ腕も重要だが、モンスターの生態を読み、いかにモンスターが苦手とする状況をつくり上げるかが攻略に強く影響していた。

カードゲームであるモンハン 大狩猟クエストもそう。

ハンターカードには攻撃属性が設定されており、モンスターの弱点属性で攻撃すれば、大ダメージを与えることができる反面、モンスターが耐性を持つ属性で攻撃すると、小さなダメージしか与えられない。

また、状態異常スキルを使用して攻撃すれば、モンスターを毒や火傷などの状態に追い込み、一定ターン追加ダメージを与えたり、ステータスをダウンさせたりできる。

このため、ハンターカードの攻撃属性や状態異常スキルをモンスターに合わせて上手く組み合わせられるかどうかが攻略を左右する。

モンスターの生態を読んで「狩る」…ハンターライフの基本が、モンハン 大狩猟クエストにおいても攻略の基本なのだ。