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目覚めるとそこは殺人鬼の部屋。
ゲームの特徴
「猟奇脱出ゲーム Murder Room」は殺人鬼がいる部屋から逃げ出すストーリー性のある脱出ゲームだ。
薄暗い部屋で目覚めたアナタ。
まわりを見渡すとくすんだソファやクローゼットがある。
ここはどこなんだ、と後ろを振り返ると、そこには手術台があった。
誰かが寝かされている。いや、それよりも台の前に立ち、甲高い稼働音を響かせている男?がいる。
その手にあるのは、どろりとした血液がついたチェーンソー、という感じでプロローグを終えてゲームを開始する。
何もしないと……どうなるの? ねえ?
以前にレビューした「監獄脱出少女 Lie」と同じ制作チームが作っただけあって、この冒頭からぐいっと引きこまれた。
システムは従来の脱出ゲームと同じく、画面をタッチしてアイテムを探索し、仕掛けを見つければそれを解いていくというもの。
ただ、今作では要所でナゾ解きのタイムリミットがあり、時間内に状況を打破しないと即バッドエンド行きとなっている(同章からリトライは可能)。
バッドエンドの内容は……言わなくても分かるよね。
暗号などの仕掛けを解いていこう。
この緊張感のあるシステムと物語自体にしかけられた謎。
殺人鬼の正体。
その目的。
主人公と一緒に捕まっていた少女との関係が話を進めるごとに明かされていく。
ナゾを解くのが楽しいというより、物語の続きが見たいからナゾを解く。
脱出ゲームの目的が他作品と違っているので、Lieと同じく新鮮な気持ちでプレイできた。
陰鬱としたグラフィック、随所でビビらされる効果音の演出も良く、脱出ゲーム好きにもホラー作品好きにも薦めたいゲームになっている。
ゲームの流れ
- 目覚めるとそこは見知らぬ部屋。視点を切り替えると、作業台で何やら作業をする男?がいる。台の上には……血みどろの人間!?
- まずは、画面の各所をタッチしてアイテムや仕掛けをさがしてみよう。左右に指をスライドさせると視点切り替え。男を調べた後、テーブルを調べるとナイフを入手できる。
- クローゼットを開けるヒントは先程拾ったナイフに書かれている文字。ト○○プに置き換えると分かるはず。
- クローゼットの中には人形がある。それを○から捨て、○の下に隠れてやり過ごそう。この部屋からの脱出は、まだ序章にすぎない。
- どうしてもナゾが解けない時はヒント機能を参照できる。初期で50ポイントあるので、2回はヒントを確認できそうだ。