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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
PSPソフト「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」のスピンオフアプリやん。
販促用のミニゲーム集ですね。
5月中旬には本編もリリースされるからすごい楽しみ!
4つのゲームが同梱されている。原作を遊ぶ前にやってみるか。
『ダンガンロンパ』のスピンオフミニゲーム集
この風体で千本ノックしたり、自爆したりする。
しかも、声が旧「ドラえもん」と、インパクトありすぎるキャラクターでおなじみ「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」。
ハイスピード推理アクションというジャンル明記がされており――
殺人事件の発生
「学級裁判」の開始!
矛盾をさがす議論
推理の閃き
対立したキャラとのトークバトル
そして、犯人を見つけだして裁き、絶望の「おしおき」へといざなう!
絶妙に構成された物語や個性的なキャラ、スタイリッシュな音楽、そして一連の流れの中に多数のミニゲームが盛り込まれているのが魅力の人気ゲームだ。
5月の中旬にはiOS・Android版が配信されることが決まっており、今作「モノクマの逆襲 for ダンガンロンパ」はその販促用のミニゲーム集となっている。
正直ね、スマフォアプリ版をものすごーーく楽しみにしているわけで。
今回は本編プレイへの期待感を増すべく、遊んでみた。
撃ちまくるのが爽快!でも、何かがおかしい
標準的なタッチシューティングだと思っていたのに。
タイトル画面からモノクマ登場。この姿を見るとマジンガーZの「あしゅら男爵」やダイの大冒険の「フレイザード」を思い出すのは俺だけだろうか……。
画面をタッチしてメニューへ。4つのミニゲームが並んでいる。
・ピッチングマシーンで撃ち落せ!
・全開、よろしく!
・閃き補習
・ギリギリロケット
このメニューやタイトルでもノリの良いBGMがかかっており、世界観を引きたてている。ただ、モノクマのボイスは収録されていないもよう。ちょっと残念だ。
まずは、メニューの一番上の項目「ピッチングマシーンで撃ち落せ!」をプレイ。
左右に配置されたピッチングマシーンで、画面上に現れる敵を撃っていくタッチシューティングだ。
さらっと遊んでみるが――あれっ? けっこう簡単。サクサク倒せる。
なんか拍子抜けしたなぁ、とか偉そうなこと考えていたら。
モノクマ登場! 『絶望宣言』!
えっ、えっ……えーーーーー!
なんだ、このハンパない絶望感は……!?
2つ目のゲーム「全開、よろしく!」は最初からむずい。
片手のひとさし指だけでプレイしていたのを両手親指にかえ、画面をタッチしまくる。
マシーンには若干のリロード時間があり、連射はできない。当てると誘爆する「爆弾」に狙いを定めて、とにもかくにもタッチ。
そんな戦略も虚しく――絶望宣言が発令されて10秒くらいでゲームオーバー。
なに? この無理ゲー。
何度かプレイしたが絶望宣言モードになると希望が見えない。よ、よしっ、ここは気分を変えて次のゲームだ。
「全開、よろしく!」は、本編に登場する超高校級の暴走族「大和田 紋土」がバイクで疾走するスクロールアクション。
画面をタッチするとジャンプ、もう一度タッチすると2段ジャンプができる。
それを使って障害物をこえながら短いステージをクリアしていくのだが……。
おい、待ってくれ。
絶望宣言なしでもムズいってどういうことだ!
俺には「超高校級の希望」はないのか!?
「閃き補習」は原作のミニゲーム「閃きアナグラム」に近い。
途中にある青い矢印(スピードダウン)や金のモノクマ(一定時間無敵)をうまくとることがポイントに……なりそう。
あくまで「なりそう」。スピード上がりすぎてステージ5までいくのが精一杯なんだよ(泣)。
ゲームオーバー画面のモノクマが「うぷぷぷぷぷっ」と俺のヘタさを笑っているように見える。くっそ、次だ。次!
3つ目は「閃き補習」。
出題される計算式の答えを、顔面上を飛び回る数字の中から探してタッチするゲームだ。
原作にも「閃きアナグラム」というミニゲームがあり、それをオマージュしたものになっている。
出題:8-1=□
すぐさま7の数字をタッチ。そのままサクサク解答していく。暗算力と動体視力が試される脳トレ的な要素があるなぁ。
だが、しかし! ここでもお約束、モノクマ登場! もちろん、あのモードがはじまるんだよな。
……おい。
おいおいおい!
が、画面が数字でいっぱい。動くスピードも速いのだが、数字同士が上下に重なるので、解となる数字を探すのはもちろんタッチするのも難しい。
クリアさせる気ないだろ! ちくしょー!
絶望的な状況を打破して「希望」をつかめ!
最後の「ギリギリロケット」はタイミングゲーム。角度調整がムズかしい。
角度と発射する強さを調整し、遠くにある隕石に配置されたモノクマをすべて破壊するのが目的だ。
今までのゲームが慌ただしいアクション系だったので、慌てずに遊べるこれは良い箸休めになっている。
1ステージ5発まで挑戦でき、前回発射した時の記録も残る。ステージ5までは楽に進めた。
そこから先は……書くまでもないよね(絶望)
モノクマの大きさが、ステージ5までを「てんとう虫」だとすると、絶望宣言後は「ダニ」くらいになる。
もはや、白黒のドット。こんなん当たるかーー!
4つのミニゲームを通して絶望的な難易度を感じさせられた。
もうドSゲームすぎる。
ただ、これらの絶望的な状況から「希望」を見出してクリアするというテーマ性は、本編である「ダンガンロンパ」と共通している部分だろう。
コンセプトがはっきりしているので難しいけど……クリアできないけど、不快な気持ちにはならなかった。狂ったようでどこか愛嬌のあるモノクマのキャラクターも、不快にさせない要因のひとつだろう。
遊んでいると思わず本編が待ち遠しくなる、激ムズなミニゲームパックになっている。
- BGMがスタイリッシュ。
- 4つのゲームを収録。それぞれに個性があっておもしろい。
- 本編に収録されているミニゲームのオマージュ作品がある。
- アプリ終了ボタンがなく設定から強制終了させる必要がある。
- ボイスが収録されていない。
- 各ゲームごとのハイスコアは残るが、ランキング機能がない。
ゲームの流れ
- アプリをダウンロードして起動。使用容量は20MBほどある。
- まずは「ピッチングマシーンで撃ち落せ!」。
- 上下左右から飛来する敵をタッチして撃ち落とそう。
- 「全開よろしく!」は横スクロールアクションゲーム。
- 超高校級の暴走族「大和田紋土」を操作し、ジャンプで障害物を避けながらどこまでも進もう。
- 「閃き補習は」計算&アクションゲーム。
- 出題される問題の解を、飛び交う数字の中から探してタッチしよう。
- ラストは「ギリギリロケット」。角度と発射速度を調整し、隕石の上に配置されたモノクマを破壊しよう。