アトラスが1月10日に、「真・女神転生」シリーズの25周年を記念したプロジェクト特設サイトを公開!
特設サイトのロゴには「I、II、III、IV」という文字とともにNEXTという文字があしらわれている。
「真・女神転生」シリーズの最新ナンバリングタイトルはIVシリーズの続編である「真・女神転生IVファイナル」。
なので、「I、II、III、IV」という文字はおそらくナンバリングを意味しているに違いない。
すると、「NEXT」という文字は「V」を意味しているのか…!? おそらく今後の更新で明らかになるのだろうが、気になって仕方がない…早く知りたい!
「真・女神転生」シリーズとは!?
悪魔と神、人間の関係を描いたダークなRPG。
本シリーズで「悪魔」とは一般的な意味を超えて、天使や悪魔、神仏さえ包含した名前として使われている。
これは昔から様々な宗教が、敵対する宗教の神を「悪魔」として伝えてきたことを踏まえての表現だ。
シリーズをプレイしていると、悪魔として伝承されている存在が実はもともとは神だった…という宗教的な歴史を踏まえたイベントも存在しており、宗教や伝説といったものをとても深く描いている。
さらに、プレイヤーがゲーム全編を通して「選択」を迫られるのも特徴。
プレイヤーの選択によって人類、神、悪魔の未来が変わっていくという要素を持っており、ゲーム内の行動一つ一つに考えさせられる作品なのだ。
スマホゲーでおなじみ「合体」の生みの親!?
国民的RPG「ドラゴンクエスト」をはじめ、最近のRPGやスマホゲーでは敵として登場したキャラクターを仲間にできるというものが多い。
その元祖と言っていいのが「真・女神転生」の前作、「女神転生」だ。
初代「女神転生」の時点で、敵として登場したキャラクターを「話す」コマンドによって口説いて仲間にできるという要素を備えており、さらに仲間にした悪魔=仲魔を合体することで強い悪魔を生み出せるという要素も備えていた。
最近のスマホゲーでは当たり前のシステムと言えるが、現代のスタンダードとなっているシステムを、初代作品から備えていることが、シリーズのゲームとしての完成度の高さを物語っている!!
「真・女神転生」はスマホでもプレイ可能!
「真・女神転生」のうち、「真・女神転生」「真・女神転生II」「真・女神転生if」といった初期作品は、スマホでもプレイ可能だ!
売り切り型の有料アプリとして、当時のシステムそのままにプレイできるぞ!
ちなみに「真・女神転生III」はプレイステーション2用、「真・女神転生IV」「真・女神転生IVファイナル」はニンテンドー3DS用ソフトとしてリリースされている。
真・女神転生
原作は1992年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された同タイトル(移植はGBAがベース)。
「磔(はりつけ)の男」
「虐げられる男」
「生贄の少女」
が次々と現れる不思議な夢を見た主人公。
彼が目覚めたとき、不意にパソコンが起動し、「悪魔召喚プログラム」がインストールされる。
この日を境に主人公の住むトウキョウに悪魔が出没しはじめ、「ある男」は悪魔に対抗する力を得るため、イチガヤにある自衛隊の駐屯地でクーデターを起こす。
混沌とした状況がつづくなか、主人公はハンドヘルドコンピュータ(携帯情報端末)にプログラムをインストールし、悪魔との戦いに身を投じる!
真・女神転生II
かつて「東京」と呼ばれた未来都市はメシア教によって統治されており、「TOKYOミレニアム」という共同社会を築いていた。
厳格な階級社会が作られている世界で、プレイヤーはコロシアムの戦士となり、Low(秩序)とChaos(混沌)。
2つの勢力の戦いに巻き込まれていくことになる。
基本的なシステムは無印と同じく、2Dマップと3Dダンジョンステージを行き来して進める。
戦闘では「悪魔会話」を駆使して敵を仲魔にしたり、お金などを獲得したりするこのシリーズ独自の要素がある。
本作から1回の戦闘に2種類の敵が出現するようになり、悪魔会話の緊張感がアップ。
さらに、仲魔を組み合わせて強化する「悪魔合体」にも新要素が追加された。