「艦隊これくしょん -艦これ-」に登場する兵器「61cm五連装(酸素)魚雷」。
ゲーム中では、重雷装艦の初期装備だ。
「零式5型5連装魚雷発射管」がモチーフ。
史実では「島風」に三基装備されていた、酸素魚雷発射管―――
その設計図は何を産み出したのか・・・。
目次
スマホで遊べる軍艦ゲーム
クロニクル オブ ウォーシップ
「クロニクル オブ ウォーシップ」は、3Dモデルの軍艦がリアルに海戦するシミュレーションRPG。
3Dモデルで描かれた艦は、戦闘時にも様々なカメラアングルで映し出され、臨場感はハンパないものがある。
また、戦闘はセミオートで艦長のスキルを使うコトが可能。
その艦長は、実在した軍人が100名以上登場する!
「山本五十六」提督をはじめ日本の軍人から、各国の有名な艦長が仲間になるぞ。
更に艦長だけでなく、船員も設定・育成していくことができ、艦全体をカスタムしていくやり込みは、他にないこだわりだろう。
「61cm五連装(酸素)魚雷」
「61cm五連装(酸素)魚雷」は、「島風」に搭載されていた「零式5型5連装魚雷発射管」がモチーフの酸素魚雷発射管。
ゲーム中では「雷装」が「+12」と強力な兵装の一つ。
説明文でも水雷兵装のファイナルウェポンと言うだけあり、駆逐艦スキーたちの間では垂涎の品。
史実では島風にのみ搭載されていた装備だが、島風には初期装備されていない。
北上改二、大井改二。木曾改二の重雷装三人娘たちの初期装備として登場。
「零式5型5連装魚雷発射管」と「島風」
「零式5型5連装魚雷発射管」は、旧日本軍で「島風」にのみ三基搭載されていた。
五連装の魚雷発射管は、世界でも数が多くない。
米海軍では「フレッチャー級駆逐艦」に五連装が二基。
英海軍では「M級駆逐艦」も同様に五連装が二基。
双方とも53.3cm魚雷を全10門と、結構多いと思うのだが、「島風」のものは61cm酸素魚雷が全15門と規格外すぎる。
魚雷の中でも酸素魚雷は、戦艦の主砲並の射程距離を獲得して戦艦と渡り合えるように進化した兵器。
そして、命中率を上げるためには敵の未来位置を予測し、射線密度を増す必要性があった。
つまり数多く撃つということにつながる。
しかも、当初の島風は七連装発射管の搭載を計画されていた。
だが、旋廻装置が故障してしまった場合に人力で動かすことが不可能な重さになってしまったため、五連装に変更されたという。
これを島風型の駆逐艦隊で一斉発射するという戦略であったが、島風型の量産が頓挫したため、その圧巻であったであろう魚雷乱舞はみることはできなかった。
「61cm五連装(酸素)魚雷」と「北上」
現在では、水上艦で魚雷発射管を装備している艦艇は多くない。
太平洋戦争中に、次第と航空戦がメインへと移行されていった時代―――砲撃戦、水雷戦がメインの時代は終わりに向かっていた。
そんな中、北上や大井は複数の魚雷発射管を装備した「重雷装艦」へと改装されることとなる。
だが、やはり活躍の場はほとんどなく、実際に改装されていた北上の目立った戦果は無いに等しい。
艦これのゲーム内では、初期装備で「61cm五連装(酸素)魚雷」を装備しているが、本来の装備ではない。
実際には、「61cm4連装魚雷発射管」が装備されていた。
もう少し早い段階で活躍できていたなら、もしかしたら「61cm五連装(酸素)魚雷」を装備したスーパー北上さまは事実になっていたかもしれない。
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【戦艦】Warship Saga ウォーシップサーガ
「【戦艦】Warship Saga ウォーシップサーガ」は、リアルなグラフィックの艦隊で戦う架空戦記ストラテジー。
第二次世界大戦を舞台としているので、登場する艦船はもちろん「艦これ」同様に人気のものばかり。
システム的には、入手した設計図から造り出した軍艦で艦隊を結成し、敵国と戦っていくというもの。
艦のカスタムに重点を置いたやり込み要素が豊富で、好きな艦をとことん強くしていくコトができる。
また、艦のグラフィックがとびぬけていて、ウェザリング(汚し)まで再現しているこだわりようがスゴイ。
戦艦少女R
『戦艦少女R(Warship Girls R)』は、アドミラル(提督)となって美少女に擬人化した実在の艦隊を率いて戦うシミュレーションRPG。
設定の通り「艦これ」の亜種的存在で、海外で人気を博していたのが日本にも上陸した。
システムも基本そのままで、資材から新キャラを建造。通常クエのドロップからレアが出たり、やり込みで極めるタイプ。
バトルは全自動で進行だが、艦船のミニキャラが砲台や魚雷を撃ち合うアニメーション付き。これが可愛い。
他にもケッコン!着せ替え!服が大破!見える!といった要素があり、初心者も熟練提督も満足できそうな出来になってるぞ。
「鋼鐵少女」
「鋼鐵少女」は、美少女化された軍艦を育成するシミュレーションRPG!
システムは、ほぼ「艦これ」で台湾版の艦これと噂されている程。
だが、本家よりかなりユーザビリティな作りで―――
・海域の進行条件が見える
・資源回収後に鎮守府に戻る選択肢が出る
・陣形効果が見える
などなど、艦これでの不満点が解消されているような感じ。
イラストやUIは、完全にオリジナルで作られていて完成度が高いぞ。
ローカライズされていないものの、ボイスや書き文字だけ日本語だったり、かなりおススメできる逸品だ。
アプリゲットが贈る艦これ特集「魂の還る海」をご覧ください!
記者むらさきが、艦これファンのために書き下ろした「【常勝への設計図】シリーズ」、「【魂の還る海】シリーズ」をご覧ください……。