旧日本海軍の睦月型駆逐艦の4番艦。
「夕月」と共に睦月型最期の艦となった。
それが―――
駆逐艦「卯月」
旧日本海軍の前線を長期に渡り支え続けた最後の睦月型駆逐艦の結末を語ろう。
うーちゃん…これで…お別れぴょん… 司令官…泣かないで…ね… by卯月
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クロニクル オブ ウォーシップ
「クロニクル オブ ウォーシップ」は、3Dモデルの軍艦がリアルに海戦するシミュレーションRPG。
3Dモデルで描かれた艦は、戦闘時にも様々なカメラアングルで映し出され、臨場感はハンパないものがある。
また、戦闘はセミオートで艦長のスキルを使うコトが可能。
その艦長は、実在した軍人が100名以上登場する!
「山本五十六」提督をはじめ日本の軍人から、各国の有名な艦長が仲間になるぞ。
更に艦長だけでなく、船員も設定・育成していくことができ、艦全体をカスタムしていくやり込みは、他にないこだわりだろう。
駆逐艦「卯月」
「卯月」は、旧日本海軍の睦月型駆逐艦の4番艦。
1925年10月15日、「第二十五号駆逐艦」として進水。
1928年8月1日、艦名を「卯月」に変更。
1937年、「支那事変」においては中支、南支方面に進出。また、「仏印進駐作戦」に参加。
卯月は、長らく第30駆逐隊に所属していたが、1940年に第23駆逐隊に編入されることとなった。
睦月型は、太平洋戦争時には既に旧式となっていたが、開戦後も第一線で戦い続けた。
これは、峯風型系列の最終型として完成度の高い駆逐艦であったためだと言われている。
改装を続け、戦中一定以上の戦闘能力を保ち続け、前線を支えた。
その最後―――
1944年12月9日、卯月、夕月、桐の駆逐艦3隻は、「多号作戦」のオルモック輸送作戦『第9次作戦』(第9次多号作戦)に参加した。
実際の予定の1日遅れではあったものの輸送船団をと共にマニラを出港した。
12月11日、パロンポン沖で「F4U」50機による攻撃を受ける。
この攻撃で、同行していた「たすまにや丸」と「美濃丸」を沈められてしまう。
やむを得ず、「空知丸」は作戦を変更し、パロンポンで強行揚陸を行うこととなり、卯月は駆潜艇第17号、第37号を伴いその護衛を行った。
同時に沈められた船の生存者救助に従事する。
そして、運命の12月12日―――
オルモック湾で救助作業中、「魚雷艇PT490」等の攻撃を受ける。
卯月も応戦。
戦闘は続き、その中で卯月は艦橋下付近へ魚雷が命中してしまう。
夕月と共に最後の睦月型であった卯月の運命は、ここで終わることとなった・・・。
当時の艦艇の運用基準をはるかに超えていたにもかかわらず、前線で戦い続けた歴戦の駆逐艦は、オルモック湾の海底へと消えていった。
共に戦った夕月も、同日に沈み―――睦月型全全12隻が損失。
長い睦月型の歴史の幕が閉じたことになる。
大海に還った魂に敬礼―――
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【戦艦】Warship Saga ウォーシップサーガ
「【戦艦】Warship Saga ウォーシップサーガ」は、リアルなグラフィックの艦隊で戦う架空戦記ストラテジー。
第二次世界大戦を舞台としているので、登場する艦船はもちろん「艦これ」同様に人気のものばかり。
システム的には、入手した設計図から造り出した軍艦で艦隊を結成し、敵国と戦っていくというもの。
艦のカスタムに重点を置いたやり込み要素が豊富で、好きな艦をとことん強くしていくコトができる。
また、艦のグラフィックがとびぬけていて、ウェザリング(汚し)まで再現しているこだわりようがスゴイ。
戦艦少女R
『戦艦少女R(Warship Girls R)』は、アドミラル(提督)となって美少女に擬人化した実在の艦隊を率いて戦うシミュレーションRPG。
設定の通り「艦これ」の亜種的存在で、海外で人気を博していたのが日本にも上陸した。
システムも基本そのままで、資材から新キャラを建造。通常クエのドロップからレアが出たり、やり込みで極めるタイプ。
バトルは全自動で進行だが、艦船のミニキャラが砲台や魚雷を撃ち合うアニメーション付き。これが可愛い。
他にもケッコン!着せ替え!服が大破!見える!といった要素があり、初心者も熟練提督も満足できそうな出来になってるぞ。
「鋼鐵少女」
「鋼鐵少女」は、美少女化された軍艦を育成するシミュレーションRPG!
システムは、ほぼ「艦これ」で台湾版の艦これと噂されている程。
だが、本家よりかなりユーザビリティな作りで―――
・海域の進行条件が見える
・資源回収後に鎮守府に戻る選択肢が出る
・陣形効果が見える
などなど、艦これでの不満点が解消されているような感じ。
イラストやUIは、完全にオリジナルで作られていて完成度が高いぞ。
ローカライズされていないものの、ボイスや書き文字だけ日本語だったり、かなりおススメできる逸品だ。
アプリゲットが贈る艦これ特集「魂の還る海」をご覧ください!
記者むらさきが、艦これファンのために書き下ろした「【魂の還る海】シリーズ」をご覧ください……。