「ジャストブリード」高田裕三氏のイラストがカッコいい隠れた名作「ジャストブリード (JUSTBREED)」を紹介していこう!合言葉はいつも「Team Spirits」【ゲーム年代史】

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執筆者:編集部

ドアドア スクエニ ゲーム年代史 ファイナルファンタジー15

レトロゲームとマンガとももクロと http://retogenofu.hateblo.jp/ から出典

『ファイナルファンタジーⅩⅤ』発売記念!スクエニの過去作品を掘り起こしてみよう!

エニックスのファミコンソフトの最終作品である。

今回は、時代を間違えたファミコンの大作シミュレーションRPG―――

「高田裕三」氏のイラストがカッコいい隠れた名作「ジャストブリード (JUSTBREED)」を紹介していこう!

合言葉はいつも「Team Spirits」 byキャッチコピー

「ジャストブリード (JUSTBREED) 」って?

ドアドア スクエニ ゲーム年代史 ファイナルファンタジー15

Retrogamez http://retrogamez.net/archives/989 から出典

「ジャストブリード (JUSTBREED) 」は、1992年12月15日エニックス(現・スクウェア・エニックス)よりリリースされたファミリーコンピュータ用シミュレーションRPG。

時期的には、すでにスーパーファミコンに世代は移動していて、ファミコンは末期という状態だった。

事実、エニックスのファミコンソフトの最終作品である。

しかも、スーパーファミコンでの名作RPG「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」「ファイナルファンタジーⅤ」の発売時期にぶつかっている。

この作品は、そういったリリース時期の悪さが影響し、知っている人が少ない隠れた名作といえるタイトルだろう。

時代さえ間違わなければ名作だった
・・・はず

ドアドア スクエニ ゲーム年代史 ファイナルファンタジー15

「FCのゲーム制覇しましょ」https://www25.atwiki.jp/famicomall/pages/962.html から出典

スタッフが色々と豪華なこのタイトル。

目を惹くのは、キャラクターデザインで、漫画『3×3EYES<サザンアイズ>』の作者「高田裕三」氏が担当している。

パッケージからして目を惹くイラストなので、運よく発見したファンは衝動買いしてしまった人もいるだろう。

音楽もアニメやゲームの楽曲を数多く手掛ける「田中公平」氏が担当。

そして、ファミコン末期だけあり、テキストに漢字が表示されるなどの技術的な面でもかなり力の入った作品だった。

全体的なシステムとしては、町の中ではドラクエ風の移動・会話による情報収集が行え、普通のRPGのような感じだが、フィールドでは操作がシミュレーション風になる。

そのフィールでの操作は、それぞれのユニットをファイアーエムブレムのように動かし、次の目的地を目指していく。

専用の戦闘画面などはなく、フィールド上のユニットがそのまま攻撃などの動作を実行するタイプで、かなりテンポがいい

また、シナリオ担当のコラムニスト「カーツ佐藤(佐藤克之)」氏による絶妙な隠し要素を秘めたシナリオは、決して他の名作と呼ばれる作品に引けはとらないものだった。

君ならどうする!?

プログラムを担当したのが将棋ソフトの名作中の名作『森田将棋』を産み出した「森田和郎」氏の率いる「ランダムハウス」

技術力は確かなもので、前述の漢字を含むテキストなどは、フォントを読みやすいサイズにするなどの細かい点までユーザビリティに製作されている。

ここまで完成度の高い作品だが、発売時期の不運以外にももう一点だけ、致命的な欠点があった。

それが価格。

大作であり、数々のこだわりを盛り込み、大容量で作成された為、その価格は―――

定価9,700円

ファミコンの作品で言えばコーエー(現・コーエーテクモ)の作品などと同等の価格だ。

そして、なにより同じ時期に発売されたスーパーファミコンの名作RPGたちの価格が、「ドラクエⅤ」が定価9,600円ファイナルファンタジーⅤが定価9,800円とほとんど一緒だったのだ。

どのRPGを買う? と聞かれたら、君はどうしただろう?w

もちろん筆者は「ジャストブリード」を買ったわけだが・・・。

スマホで遊べるスクエニゲーム

アカシックリコード(Akashic Re:cords)

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『アカシックリコード(アカリコ)』は、誰もが知る物語に蔓延る「歪み」を、創作キャラを率いるクリエイターが正していく3DスマホRPG。

学園生活の傍ら、生徒達が異世界での活動を通して関係性が変化していく現代ファンタジーな物語。

そして多様な世界のキャラが混生してごった煮となった、カオスで賑やかな雰囲気は実にイマドキ。

バトルはリアルタイム進行、各キャラはゲージが溜まると行動可能。アクティブに動かしていく。

選択式のスキルや防御コマンドの他、協力マルチプレイではリアルに連動して必殺技を放つシステムも。

スクエニの完全新作ではグリムノーツも目立った2016年度だが、個人的にはこっちをオススメ!と推したくなる面白さだ!

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星のドラゴンクエスト

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「星のドラゴンクエスト」は、国民的RPGであるドラゴンクエスト、通称ドラクエをスマホ向けにシステマイズしたセミオートバトルRPG。

オリジナルキャラを自由なアバター設定で作り、星を探索していくというもの。

歴代の懐かしのBGMを聴きつつ、フィールドにダンジョンに冒険の部隊を広げていく。

移動は場所を指定すると自動で歩いてくれるシステムで、戦闘も基本はオートで戦ってくれる。

だが、コマンド選択はドラクエの王道!技や魔法はゲージが溜まったら任意で選択して使っていける。

プレイしてみるとわかるが、これは正統派なドラクエだ!

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グリムノーツ

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グリムノーツ、は、スクエニの王道RPGと、シンデレラや赤ずきん、ピーターパンなど、世界中の童話の世界が融合したファンタジーRPG。

童話の中で主人公になれなかったキャラに焦点をあてたストーリーが面白い。

戦闘はリアルタイムのスリーラインバトル。4人のパーティを組み、主人公だけを操作する。画面スワイプで移動、タップで攻撃だ。

画面上を自由に動きながら乱戦していくスタイルはテイルズを想起させる。

誰でもない主人公が戦うという物語、豪華なグラフィックと声優陣、自由度の高いバトル。バツグンです。

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執筆者: 編集部