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画像出典:https://sumally.com/p/1056729
今回は、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録されている30本のうちの1本。
「スーパーマリオUSA」を特集していこう!
野菜を引っこ抜いて、敵の飛び道具も引っこ抜く独特なアクション。
日本の「夢工場ドキドキパニック」が海外版「SUPER MARIO BROS. 2」となり逆輸入された異例の経緯を持つファミコン最後のマリオシリーズ!
「スーパーマリオUSA」って?
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画像出典:http://dic.nicovideo.jp/a/スーパーマリオusa
「スーパーマリオUSA」は、1992年に任天堂からリリースされたファミリーコンピュータ用横スクロールアクション。
元々は、1987年にリリースされた「夢工場ドキドキパニック」がベースとなっている。
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画像出典:http://blogs.yahoo.co.jp/famicon_ds/16863312.html
1988年に「夢工場ドキドキパニック」を国外の市場へ輸出する際、プレイヤーキャラクターをマリオシリーズのキャラに置き換えタイトルを「SUPER MARIO BROS. 2」としてリリースした。
これにより、国外では日本版の「スーパーマリオブラザーズ2」に該当する作品はリリースされていない。
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画像出典:http://blogs.yahoo.co.jp/famicon_ds/16863312.html
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画像出典:http://blogs.yahoo.co.jp/famicon_ds/16863312.html
この「SUPER MARIO BROS. 2」を逆輸入したものが「スーパーマリオUSA」になる。
異色ながらおススメできる作品
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画像出典:http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Super_Mario_USA.html
日本で発売された際、海外で発売されていたゲームの輸入ものであり、ディスクシステムでしか遊べなかった「夢工場ドキドキパニック」がロムカセットで遊べるという二重の意味でファンには待望の作品となった。
また、ファミコンでのマリオシリーズ最終作となった作品でもある。
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画像出典:http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Super_Mario_USA.html
元となった夢工場もアクションゲームファンの中では評価の高い作品であったのだが、マリオシリーズとなったこちらの作品の方が知名度は高い。
マリオの生みの親として有名な宮本茂氏は、この作品をマリオシリーズの中でも一押しとしてあげる程だ。
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画像出典:http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Super_Mario_USA.html
キャラ乗せ換えだが名作アクションゲーム
ゲームシステムとしては、マリオの基本である移動とジャンプ以外に引っこ抜くアクションが加わっているのが特徴。
マップ上の野菜や、敵の飛び道具攻撃を引っこ抜いて武器として使える為、かなりアクションとしてはマリオシリーズの中でも特殊な存在。
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画像出典:http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Super_Mario_USA.html
操作キャラクターもマリオとルイージの他、ピーチ姫やキノピオの4キャラクターが使用できる。
それぞれ特性が違う為、マリオとルイージも性能が違うキャラクターとなっている。
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画像出典:http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Super_Mario_USA.html
ステージによって向き不向きがあるので、特性を生かしてキャラを切り替えつつ攻略していく楽しみがあった。
FC版ではステージ開始時にキャラクター選択を行うが、リメイクされたスーパーファミコン版やGBA版では、ミスをして再開する時に選択しなおせるようになっている。
またライフゲージが存在しているのも特徴。
横や下から敵に接触した際にライフゲージが1つ減少し、ライフが0になったらミスとなる。
他のマリオシリーズ同様、穴へ落下するとライフに関係なくミスとなり、残プレイヤー数が無くなるとゲームオーバー。
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画像出典:http://www.geocities.jp/gurafsander/gamedera.retrogamehonbo.Super_Mario_USA.html
また、コンティニューに回数制限があるため、意外と緊張感がある。
コインの意味合いもシリーズの中では特殊で、スロットマシンに使うこととなる。
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画像出典:http://www.geocities.jp/omokurus2/smariousa.html
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画像出典:http://www.geocities.jp/frnyanko/setsumei/profile/001/001.html
まぁ、キャラの乗せ換えなのだからシステムも世界観、雰囲気も元の夢工場のものになってしまっているが、アクションゲームとしての完成度は折り紙付き。
遊んだことのない人は、是非「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」で遊んでみてほしい。
かなり面白いぞ!これw
スマホで遊べるレトロ風ゲーム
ぎゅうぎゅうダンジョン2
「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。
ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。
体当たりで即決着がつくシステムで、レベル差によってダメージが変わるというシステムだ。
前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。
よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!
Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner
「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。
100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。
兵士はオートで進み、オートで戦闘をしてくれるので、プレイヤーは兵士たちの稼いだお金で兵士たちや英雄を育成するのがお仕事。
英雄は任意のフロアに出現させる事ができるが、兵士と違ってフロアをクリアしても次のフロアへは進まず、出現させたフロアを巡回する。
兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。
スーパー ニャー!!
「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。
ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。
基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。
この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。
ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。
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