今回は、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録されている30本のうちの1本。
「Super魂斗羅」を特集していこう!
映画の「ランボー」や「コマンド―」をイメージするような世界観。
あの超有名RPGの発売直前に狙って(?)発売したコナミの名作アクションシューティングゲーム!
「Super魂斗羅」って?
「Super魂斗羅」は、1988年にコナミからリリースされたアーケード版「Super魂斗羅 エイリアンの逆襲」のファミリーコンピュータへのアレンジ移植版。
1990年2月2日にコナミからリリースされた。
基本的には、アーケード版同様に前作である「魂斗羅」の続編。
ハード性能の関係上、アーケード版の再現ではなく、完全なアレンジ移植となっている。
色数や同時発音数が少ない他、アーケード版は縦画面に対しファミコン版では当然横画面だ。
アーケード版の2段階のパワーアップやジャンプ高度調整といった機能はない。
実質、ファミコン版の「魂斗羅」のシステムに近いが、ハード性能面で劣る分、いろいろとアレンジで補っている。
パワーアップ種類、ステージ構成が変更され、オリジナルキャラクターやオリジナルステージが追加となっている。
チャレンジャーコナミ!
基本システムは、サイドビューの横スクロールのステージと、トップビューの縦スクロールのステージの2種類の構成になっている。
それぞれ全く違った操作感覚で、1本のゲームで2種類のゲームが遊べるような感じ。
前作では、疑似3Dのステージがあったが本作では無くなっている。
これはアーケード版でも同様。
映画の「ランボー」や「コマンド―」をイメージするような主人公たちに、「エイリアン」などのSF系な敵が出てくる。
海外でも人気が高く、現在でもファンがいる程。
この路線は、SNKの「メタルスラッグ」シリーズも同様のコンセプトで、やはり海外人気が高い。
日本でも人気はあったのだが、発売されていたのを知らなかったという人もいた。
それが何故かというのは、発売日が関係している。
前作「魂斗羅」の発売は、なんとエニックス(現・スクウェア・エニックス)の最大の出世作にして社会現象を巻き起こした「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・」の発売直前だった。
コナミ、チャレンジャーだなw
まぁ、当時としてはドラクエⅡの人気はあったものの、今ほどの情報があったわではななく、ドラクエⅢ発売後にTVで買う為の大行列が報道されたことで、その社会現象っぷりがわかったようなもの。
想定していなかった・・・とも、ジャンルが違うから客層も別と考えていたとも思える。
そして本作、その発売日は―――
「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」の発売直前!
って、コナミ!
これは狙っているのか?w
敢えてぶつけていた!?
それとも、そういったネタなのか?w
ファミコンというハードの性能の中で、当時の技術的にもアクションシューティングとしては完成度も高い作品だったとは思う。
だが、大作RPGにぶつけて勝てるようなタイトルではないんじゃないだろうか?
この為、若干影が薄い印象なのだが、これはこれで名作なので、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」で遊ぶのもありだろう。
スマホで遊べるレトロ風ゲーム
ぎゅうぎゅうダンジョン2
「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。
ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。
体当たりで即決着がつくシステムで、レベル差によってダメージが変わるというシステムだ。
前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。
よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!
Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner
「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。
100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。
兵士はオートで進み、オートで戦闘をしてくれるので、プレイヤーは兵士たちの稼いだお金で兵士たちや英雄を育成するのがお仕事。
英雄は任意のフロアに出現させる事ができるが、兵士と違ってフロアをクリアしても次のフロアへは進まず、出現させたフロアを巡回する。
兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。
スーパー ニャー!!
「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。
ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。
基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。
この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。
ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。
アプリゲットが贈る「ゲーム年代史」もご覧ください!
レトロゲームなら任せろ!記者むらさきが贈る受験に役に立たないゲームの歴史「ゲーム年代史」をご覧ください……。