【ガルパン：履修！戦車道！】第19回 ここで劇中での『戦車道』を勉強していこう！　燃え上がれ！ハートフルタンクストーリー特集！

「ガールズ＆パンツァー」の世界観は、現代世界に似ているようで、若干違う制度がいくつもある。

その中の一つにして、物語の根幹となる「戦車道」。

作中では、戦車を用いる武道として世界中で女子の嗜みとして受け継がれてきた。

第19回となる今回は、劇中の「戦車道」そのものにスポットをあててみよう！

つまり、燃え上がれ！ハートフルタンクストーリー特集！

履修！戦車道！パンツァー・フォー！

「戦車道」って？

作中世界では、『戦車』を用いて行われる武道として登場する。

かつで華道・茶道と並び称される程の伝統的な文化で、世界中の女子の嗜みとして受け継がれてきていたが、現在ではマイナーな武芸となってしまっている。

武芸としては、礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい腐女子を育成することを目的としている。

戦車道における戦車の必要最低人員とされるのは、基本的な戦車本来の乗車定員と役割分担に基づく人数が必要とされる。

車長、砲手、操縦手の3名がそれだ。

元々の乗車店員が2名の車両（CV33など）は、例外的に砲手兼任の車長・操縦手の2名。

4名の場合は装填手が、5名の場合は通信手といった役割が細分化して不得手いく。

戦闘能力の向上の為には最低限の人数より、寄り多い方がいい。

戦車道のルール
試合形式

戦車道の試合形式は大きく分けて2種類ある。

相手チームの全車輛を行動不能にすれば勝利となる「殲滅戦」。

チームの車両内から1輌フラッグ車を指定し、相手のフラッグ車を先に行動不能にした側が勝利となる「フラッグ戦」がそれだ。

形式の指定は、日本戦車道連盟（通称、連盟）が行う。

公式戦となる全国大会では、様々な戦力で出場するチームがある為、戦力差を少しでも無くすという意味で全試合「フラッグ戦」で行われている。

大学選抜チームとの試合（映画版）では、今後予定されているプロリーグに合わせて「殲滅戦」が行われた。

また、公式戦での参加車輛数は上限数が規定されている。

2回戦までは10輌まで、準決勝では15輌まで、決勝戦では20輌までとなっている。

車輛数が少なくても、公式戦では「フラッグ戦」の為、多い方が有利ではあるもののフラッグ車を戦闘不能にされると勝敗が決する。

「強襲戦車競技（タンカスロン）」という、スピンオフ作品『リボンの武者』内で開催される、日本戦車道連盟非公式・非公認の戦車競技もある。

野仕合なので知る人ぞ知る競技。

しかし、戦車道以上に実戦に近い試合内容から人気が高まってきている。

規定は参加可能車両が10トン以下の軽戦車か豆戦車に限られることのみで、1輌から参加できる特殊なルール。

異なる学校同士での混成チームでの参加も可能。

投入車両数の制限もない上、試合中の車両増援や試合への乱入も禁止されていない。

通常の戦車道の競技内容と違い、危険性も高いとされている。

装甲と砲弾

装甲は、競技者の保護を優先する為、乗員室を連盟公認の装甲材で覆う事が義務付けられている。

この為、乗員室内はかなりの強度を誇る。

砲弾も連盟公認の実弾が使用され、弾頭・装薬の加工などは認められていない。

つまり、砲弾の種類によってそれぞれ攻撃力は違うものの、一定の安全性を保つような公認の装備があるということ。

また、車内も特殊なカーボンコーティングが施されているものの、着弾の衝撃などによる火災の発生もある為、絶対安全というわけでもない。

判定装置として、有効な命中弾を受けると「行動不能」と判断されて白旗が上がるシステムを搭載している。

ただし、エンジンの不調であったり足回り・履帯の破損などの構造上での故障や、現地修理が可能な比較的軽微な故障などは「行動不能」と判定されない場合が多い。

こういったルールで行われるのが「戦車道」。

更に細かいルールもあるが、また機会があったら紹介したいと思う。

今回は、ここまでとしておこう。

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