「ガールズ&パンツァー」では、強敵として登場する「重戦車」カテゴリー。
第二次世界大戦時でも、シーソーゲームが続き、各国で巨大化していく戦車。
最終的には100t以上の重戦車が実戦に投入されるに至る。
ガルパンTV版で最後の敵となる「黒森峰女学園」の主力は、この重戦車だ!
なので、第4回となる今回は、正にまほお姉ちゃん特集!
履修!戦車道!パンツァー・フォー!
「重戦車」って?
重戦車は、第二次世界大戦前から冷戦時期の戦車の中、同時期の自軍戦車内でも相対的に重量の大きい戦車を指すカテゴリー。
重装甲、大型砲塔の搭載などの条件がある。
第二次世界大戦初期は40tクラスで重戦車とされた。
次第に車体は大きく、重量も増えていく。
だが、1944年には70t近い重戦車が実戦投入されている。
更に、ドイツ国の超重戦車マウス(188t)が試作されていた。
日本でもオイ車という100トン級の超重戦車が設計されるに至った程、戦車に破壊力・防御力が求められていった時代であった。
ガルパンでも複数の重戦車が強敵として登場している。
前述のマウスなどは、攻略に苦戦させられた正に化物クラスの強敵!
運用としては、正に主力として敵を突破する為に運用される。
開発された当初は、移動トーチカとしてのイメージだったようだが、最終的には主力となっていった経緯がある。
前面の装甲は特に重厚に設計されており、中戦車クラスの砲撃なら跳ね返す程。
よく大きな車体の為、移動速度が遅いと勘違いされがちだが、重量に伴ったエンジンを搭載しているので別段他に比べて遅いということはない。
それもそのハズ、戦車の運用目的を考えれば、どのような悪路も踏破できなければいけないので、それなりの出力が要求される。
当然、一定以上の速度も出せるというわけだ。
なので、ガルパンの映像でかなりの速度で移動しているのは、現実的ではないという人もいるが―――実際けっこう素早く動ける、というのが真実のようだ。
まぁ、ドリフトしたら履帯が脱落してしまいそうな気もするのだがw
「重戦車」のラインナップ
では、「重戦車」に分類されている戦車をラインナップしていこう。
ガルパンに登場している「重戦車」は多くないが、強力なものから、独特の形状を持つものまでバラエティ豊富に集めているのがわかる。
アメリカ合衆国
M26パーシング(40トン級)
M103ファイティングモンスター(60トン級)
イギリス
コンカラー(65トン級)
フランス
ARL-44(50トン級)
ソビエト連邦
KV-1(45トン級)
KV-2(50トン級)(プラウダ高校)
IS-2(45トン級)(プラウダ高校)
IS-3(45トン級)
T-10(50トン級)
ドイツ国
ティーガーI(60トン級)(黒森峰女学園)
ティーガーII(70トン級)(黒森峰女学園)
マウス(200トン級)(黒森峰女学園)
大日本帝国
九五式重戦車(25トン級)
オイ車(100トン級)
しかし、黒森峰女学園は、ドイツ系をほとんど使用しているなぁw
今回はここまでとしておこう。