2016年夏イベント「カルデアヒートオデッセイ」のボスキャラ。
ケルトの伝承に登場する魔猪。
それが―――
魔猪「トゥルッフ・トゥルウィス 」
2000年の時間の怨嗟を込めて主人公に立ち塞がった巨大な機械の獣を大特集!
目次
FGOでの「トゥルッフ・トゥルウィス 」
真名:トゥルッフ・トゥルウィス
出典:ウェールズ/ケルト伝承
地域:イギリス
2016年夏イベント「カルデアヒートオデッセイ」、第6節 「機械の獣、叫喚す」で登場する機械化した魔猪。
水着キャラたちばかりがピックアップされる中で、うりぼうたちの放つ色々なネタで盛り上がってきたイベント。
筆者も水着キャラ欲しさにガチャを回していた事は、また別の話だ。
その前半のラストで登場した魔猪が、2000年間生き延び神獣の域にまで到達したもの。
その正体は、かつてアーサー王の時代のケルトの伝承に登場し、土地を荒らしていた魔猪「トゥルッフ・トゥルウィス」だった。
伝承での「トゥルッフ・トゥルウィス 」
トゥルッフ・トゥルウィスは、ケルト伝承、マビノギオンなどの伝承に登場する魔猪。
有毒の剛毛に覆われ、魔性の巨体な猪。
両耳の間に巨人の王である「イスバザデン」が求める櫛と大鋏みを乗せているという。
過去、堕落して人のものを奪うコトに捕らわれた王が、呪いを受けて猪になった姿。
伝承では、自らの子である七匹の猪を引き連れて、数々の土地を荒らして人に害を為す存在だったようだ。
この七匹の猪は、イベントでも登場していた。
彼の耳の間に乗せているという櫛と大鋏みは、いずれもイスバザデンの娘の婚礼の身だしなみを整える為、またイスバザデン自身の髪を切る行事にも必要なものとされていた。
この魔猪の狩りに連れていかれたのが、アーサー王の愛犬であるカヴァスだった。
トゥルッフ・トゥルウィスとは別の猪の長エスキスエルウィンを倒す時には、大活躍した記述がある―――
だが、本命の討伐対象であったトゥルッフ・トゥルウィスの狩りの時には、明確に活躍した文献はない。
実際、こう考えるとアーサー王自身との関わりは多くないように見える。
だが、逆に相手にされなかった、敵とみなされなかったという部分が、彼にとっては屈辱だったのかもしれない。
イベントでも、アーサー王(アルトリア)を目の敵にしている傾向があった。
伝承では、元がどのような王であったか等は詳しく語られていないが、今回言われた通り、因果応報な結末だったのではないだろうか。
このエピソードは、日本ではかなりマイナーな部類。
イベント前半の伏線で、このトゥルッフ・トゥルウィスの正体に気付けた人はどれくらいいるのか―――?
知ってたぜ!って人は、ケルト伝承好きか、相当物知りな部類かも知れない。
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