女であり男、男であり女であった外交官兼スパイ。
ロシアとフランスの国交正常化を成し遂げた偉人。
それが―――
「シュヴァリエ・デオン」
その中性的な容姿から、男性なのか女性なのかが賭けの対象にすらなった程の美しい騎士を大特集!
私はシュヴァリエ・デオン。フランス王家と君とを守る白百合の騎士! byシュヴァリエ・デオン
FGOでの「シュヴァリエ・デオン」
真名:シュヴァリエ・デオン
身長:157cm
体重:45kg(体重は自己申告ではなく、外見からの予想)
出典:史実
地域:フランス
カテゴリ:人
性別:?
CV:斎藤千和
キャラクターデザイン:森山大輔
『Fate/Grand Order』に登場する「セイバー」クラスのサーヴァント。
本編の第一章ではジャンヌ・オルタにより「狂化」を付与されたバーサーク・サーヴァントとして、AD.1431年のフランスに召喚された。
敬愛していたマリー・アントワネットと対峙することとなってしまう。
狂化を付与されても礼節を失わない程、フランス王家への忠誠心が深い。
だが、サーヴァントであることからマスターにも同様の忠誠を捧げている。
女であり男、男であり女であったと語られているように、固有スキル「自己暗示」によって自身の性別を変化させることができる。
ゲーム中でもその効果は発揮される為、特定性別を対象とするスキルの効果を無効化する。
史実での「シュヴァリエ・デオン」
シュヴァリエ・デオンは、1700年代に活躍したフランスの外交官にしてスパイ。
本名は、シャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモン。
デオンは、ルイ15世の個人的に設立した秘密外交機関『ル・スクレ・デュ・ロワ(王の機密局)』に所属する外交官兼スパイとしてロシアに潜入した。
その時、女装をして女性として振る舞ったという。
美しいブロンドヘアに、髭や体毛もない上、色白で華奢だったコトもあり、美貌の女性『リア・ド・ボーモン』として、ロシア女帝エリザヴェータに朗読係として接近する。
最終的には、当時絶縁状態にあったロシアとフランスの国交を回復させる立役者となった。
また、剣術にも長けたデオンは、七年戦争の後期に龍騎兵隊の隊長として数々の武勲を上げている。
この戦争で、彼は負傷して聖ルイ十字勲章を授けられ、『シュヴァリエ』(騎士)となったという。
実は騎士団に所属した当初から、男性なのか女性なのか兵たちの間では論争になる程だった。
中性的な姿、そして立ち振る舞いから、この時点でその利点を本人も理解していたようだ。
七年戦争の後、ルイ15世の命により、大使館付きの秘書官としてイギリスに渡り、男性と女性の双方の姿で外交官として、更にスパイとしての活動を続けた。
ロンドンでは、彼の性別は話題となり、賭けの対象にもなった程だったという。
また、彼をモチーフとする有名なキャラクターがいる。
それが、名作漫画「ベルサイユのばら」に登場する「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」だ。
彼とは性別が逆だが、発想の元は女装の美青年、転じて男装の麗人となったようだ。
現在では、萌えジャンルの一つとして「男の娘」というものがあるが、当時はどういう見方だったのだろうか?
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