11月26日より全国ロードショー予定の劇場用映画「劇場版 艦これ」の本予告ムービーが公開中。
TVアニメ版同様に「吹雪」を主人公に、「深海棲艦」との新たな戦いが描かれる。
シリアスな雰囲気の本予告ムービーでは、多くの艦娘たちに迫力の戦闘シーンが確認できる。
その中で、長門の口から“アイアンボトム・サウンド”というキーワードが発せられた。
過去イベントでも出てきたワードなので知っている人も多いだろう。
今回は、この“アイアンボトム・サウンド”を特集していこう!
『アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)』って?
アイアンボトム・サウンドは、ソロモン諸島のサボ島、フロリダ諸島の南方、ガダルカナル島の北方の海域・海峡のこと。
太平洋戦争時、日米のガダルカナル島の戦いは大消耗戦となり、数多くの艦船や戦闘機がこの海域に沈む事となった。
この海域の海底を鋼鉄の残骸群が埋め尽くしていることから―――
『アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)』
と、称されている。
激戦と海域に眠る艦艇
現在では、スキューバ・ダイビングの名所として有名だが、太平洋戦争時は苛烈な戦闘が繰り広げられた海域。
小さな戦闘も多数発生していたが、主な激戦は以下の通り。
・第一次ソロモン海戦(1942年8月9日)
・サボ島沖海戦(1942年10月11日~12日)
・第三次ソロモン海戦(1942年11月13日~15日)
・ルンガ沖夜戦(1942年11月30日)
・い号作戦・フロリダ沖海戦(1943年4月7日~15日)
・ルンガ沖航空戦(1943年6月7日~16日)
提督たちなら聞いたコトがあるような海戦ばかりだろう。
有名なソロモン海戦からルンガ沖の戦いなど、数多くの艦船が沈んだ戦闘がほとんどだ。
そして、その戦いで沈んだ日本の艦船をあげると、劇場版の内容がどうなるか・・・楽しみでもあり、恐くもあり。
アイアンボトム・サウンドに眠る旧日本海軍の艦艇の中でも「艦これ」に関係ありそうなものを少しだけまとめてみたが・・・。
・吹雪
・暁
・綾波
・霧島
・比叡
・古鷹
・巻雲
・夕立
まず、主人公である「吹雪」はサボ島沖海戦で沈んだ経緯があることに気付く。
そして、『ソロモンの悪夢』の異名を持つ「夕立」もまた、ソロモン海戦の中で鬼神の如き戦いの末に沈んだ。
劇場版のキービジュアルの中に「夕立」がいないという事態に戦々恐々としている提督も多いだろう。
はたして劇場版はどうなってしまうのか―――
筆者は、きっと今回こそは真のハッピーエンドを見せてくれることを期待しつつ、公開の日を待とうと思う。
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